ということを思った。 2021年2月27日の日記
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再三になるが、この日記はその日あった出来事を翌日冷静になった頭で振り返るやり方(という名目)でやっている。そのため、2月28日に2月27日分の日記を書いているのだけど、そういうやり方をしていると季節、特に日付が決まっているイベントに乗り遅れることが多々ある。「今年もありがとうございました」と1月1日に書くことになるし、ポッキーの日について11月12日に書くことになる。
ということを思ったのも、「もう2月終わり!? 早くない!?」と感じたからだ。2月27日の日記なので、2月28日に書いているのだ。アジアSFと読書会で可処分時間を溶かしまくったので今月はあまりそれ以外のタスクが進まなかった。無念。
ということを思ったので、今日は一時間ほど普段よりも早く起きてバイトの休憩室でこの文章を書いている。毎月末「来月からは頑張ろう」と思っていると人生の1/30をロスすることになる。私はめ~~ちゃくちゃ低きに流れやすいのを自覚しているので、年末には「振り返りムードだけどまだ今年終わってないしやれることいっぱいありますよ!!」と自分に発破をかけている。月末も同じ。
ということを思った割に、「早起きしたこと」や「朝のバイト休憩室に来ていること」「今月もまだ残っているし意識高くいこうと書いたこと」に満足している節もあり、事実、こんな適当極まりない文章を書いてしまっている。起きろ。
「ということを思った」を段落ごとに繰り返していけば、舞城王太郎の『九十九十九』的な入れ子構造のメタフィクションの見た目になるかと思ったけど、別にそういうわけでもなかった。「という夢を見た」だとか「という小説の筋書きがあるのだが」だとか「と、A氏は語っていたのだが」のように、世界丸ごと前の段落に置いてきた方が入れ子構造の枠組みが成立しやすいのかもしれない。
ということを思った。
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「有害図書」を入れるポストから道徳の教科書が出てきた、という架空の画像付きツイートがバズっている夢を見た。微妙にありそうで嫌だ。
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来月やりたいこと書き並べておこうかな。宣言しておかないとやらない可能性高いし。私は他人からの存在しない圧を勝手に感じることで自分を律するタイプの生き物である。
まずはなによりアジアSF。三作寄稿するので、そのうち二作くらいは書ききっておきたい。資料集めに手間取りそうなものが一つあるのでそれ以外を完成させるのがベターかも。
2月のうちにやると言っていた「『分析美学入門』をマジで読むやつ」と「シュヴァンクマイエルをマジで見るやつ」もやりたいなぁ。ドタバタしていたことを言い訳に脇に避けてしまっていたので。肉体的不可避性を持った行動に対して精神はどういった態度を取れるのかを考えたい。
アジアSF二作以外には×肉百合合同の公募枠に投稿する作品を一つと、公募に出すやつ一つ、それから追加で習作の短編も一つくらい。上のアジアと合わせて五作くらいは短編を書くぞと息巻いています。
配信でちらっと言いましたが、四月頭に第四回の読書会も予定しているので、三月はその準備もやる必要がある。意外とやることあるなぁ。
二次創作をやっていたころ、初めの一年くらいは延々とPixivに投稿していたけれど、二年目くらいから合同誌に寄稿するものばかりになったのをなんとなく思い出している。寄稿、なぜか桁違いに経験値が上がるような気がするので本当にありがたい。おそらく二次創作については三月もできないかとは思います。
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