〜ブルー・ストーン〜第四話 「無知と未知」
僕は一体どれくらい眠っていたのだろうか。
目を覚ますと、あの部屋では無かった。
辺りを見回すと僕は薄暗い部屋にいて、ベッドに横たわっていた。緑と赤の小さな光がそこらじゅうでチラチラ瞬いている。光ったり...消えたり...を絶え間なく繰り返している。
綺麗だ。心からそう思えた気がした。
しばらくその光をぼんやり眺めていた。不思議と体の痛みはなくなっている。
僕は、ここに来た目的を思い出した。
はっとして、起き上がろうとする。何か細い糸のようなものが腕に絡まるような感