青いlily

歌と音楽、ミュージカルが生きる糧。 観劇の感想、考察を綴ります。 レポではなく、自分の…

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歌と音楽、ミュージカルが生きる糧。 観劇の感想、考察を綴ります。 レポではなく、自分のなかで一番心に残ったことや考察を、忌憚なき表現で記していきたいと思います。 共感していただけたら嬉しいです♪

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ミュージカル『カム フロム アウェイ』 -怒涛の100分間のあと、温かい感動が残るドキュメンタリーミュージカル

駆り立てるような打楽器の鼓動、 郷愁を呼び覚ますようなケルティックな音色。 怒涛のノンストップ100分間は瞬く間に終わってしまった。 実力派揃いのキャストさんたちによるパワフルな歌とダンスとお芝居に、目も耳も脳みそも全集中して100分間が一瞬で終わったあとは、温かい感動が心に残る、ドキュメンタリーミュージカルだった。 全員が主役、まるで万華鏡のような目まぐるしいほどの展開 12人の俳優たちが100人近い人物を演じ分け、5日の間に起きたエピソードが息つく間も無いほどに次々

    • ミュージカル『イザボー』:どんな境遇にも、生き抜くことを諦めない。そんな力をもらった。

      「カッコいい!」「潔い!」と心で叫び続けた3時間。 「カッコいい!」「潔い!」と心で叫び続けた3時間。 突き抜けたミュージカルだった。 望海さん演じるイザボーの生き様もそうだけれど、キャスト全員のパフォーマンス、音楽、演出、セット、全てが妥協なくこれまでに無い新しいものを作ろうという気概に満ちていた。 「私を私たらしめるもの」それは、女として生まれたことでも、王妃であることでもなく、その生き方そのものが「私」。 その生き様を見た上で、最悪の王妃とでも何とでも呼びたければ

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