ルカの風の傾向を見てみた ~過去3シーズンのW杯の本選6試合から~
なぜ調べようと思ったのか
いよいよスキージャンプ男子とノルディック複合男子のW杯が、フィンランドのルカで開幕するのに合わせて、どんな風が吹きやすいジャンプ台が知りたかったからです。
今回は、過去3シーズンにルカで行われた、スキージャンプ男子W杯本選6試合のうち、FIS公式記録の風速のデータを使用しました。
試合ごとの平均風速
![](https://assets.st-note.com/img/1700734160802-Cwz6RtXYx0.jpg?width=1200)
平均風速は、最大は1.31m/s、最小は-0.47m/sです。向かい風の試合が多いでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1700734480910-fHWPYuXlcE.jpg?width=1200)
全試合の場合の風の傾向
6試合分をまとめてみますと、どうやら0.20~0.80m/sくらいの風がよく吹く、といった傾向が見えました(図3)。これは、先日調べた大倉山(図4)と比べて、きれいなヒストグラムになっています(大倉山より風の傾向はわかりやすいかも)。
![](https://assets.st-note.com/img/1700734356868-BZoWXUoi3y.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1700729688148-9IXxPGCdr0.jpg?width=1200)
まとめ
・ルカは、過去6試合分のデータから推測すると、風速0.20~0.80m/sあたりの風が多く吹く。
・ルカは、大倉山よりも風の傾向はわかりやすい。
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