超簡単な抽象画の描き方講座
はじめに
抽象絵画の始まり
表現主義(青騎士)の画家、ワシリー・カンディンスキー(1866〜1944)が先駆者。
1896、具象的に描いた縦横逆にかけられてた絵が綺麗に見えた。具体的な「もの」がないほうがよく見えた。それがきっかけで「もの」がない絵を描くようになった。自分の絵を「もの」がダメにしていると感じた。
フォーマリズム、形式主義とは
作家の意図や人生や社会背景よりも、形式を規定する視覚的要素(形、サイズ、構造、スケール、構成、色彩など)視覚上の作品の形式的特性によって美術を分析すること。
抑えるべきポイント
基本的には写実絵画と同じです。
●配色を決める
・補色対比
お肉とサラダみたいに反対のものが合うなって感じです。
・同系色
甘いもの同士がいいな、辛いもの同士がいいなって感じです。
・モノトーン調に差し色
トマトの彩りのように、朱で差し色する感じです。
・三原色
色んなものがバランスよく食べたい、セットメニューみたいな感じです。
●混色について
・色を混ぜすぎない
濁って汚くなります。
・混ぜなさすぎても色が生っぽくなる
生肉は食べられません。ちゃんと調理しましょう。人に生理的嫌悪感を与えます。
●主役と脇役を決める
イケメン俳優が目立てるのは、ブサメン俳優がいるからです。絵も同じこと。
主役:三分割法
色をそこだけ変える
大きく
濃く
キワにハイコントラストをつける
脇役:
小さく
薄く
キワのコントラストを弱める
●明暗を決める
・明るい〜暗いまでの段階(トーン)を幅広くする
ネイルもグラデーションがある方が綺麗ですよね。
・主役など目立つところのコントラストを強くする
スポットライトを当てるイメージです。
●空間を考える
・線遠近法(1点、2点、3点透視図法)
・空気遠近法
遠くは薄く、手前濃く
・色遠近法
暖色……膨張色(大きく、近く見える)
寒色……収縮色(小さく、遠く見える)
●視線を誘導させる
・画面全体に目が行くように、線や面を置いていく
●粗密対比でメリハリをつける
・細かいところと大雑把なところ
・描いているところと描いていないところ
・細いところと太いところ
例えば唐揚げにはレモンをかけると美味しいように、絵でも対比が大事です。
筆が迷ったらとりあえずすること
写真を撮ってみる
縦横回転させる
左右反転させる
モノクロにする
色を反転させる
薄目で見る
遠くから見る
使っている色を並べる
名画を隣に置いて比べてみる
赤シートなどカラーフィルターを通して見る
画像加工して理想的な姿にして模写する
一晩寝かせる
おわりに
私の描き方はこんな感じです。ざっくりとしてしまいましたが。
後日補足説明できたらなと思います。
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