《語彙の三語三文》:手書き帖 5.7〜5.13
五月七日(火)
【算・さん】
⑴あの賊ら、算を乱して逃げていった。
⑵机だの、卓子(テーブル)だの算したなかを拾って通った(鏡花➡︎婦系図)
⑶胸中の目論見が、算するがごとく、当たった。
【赤銅色・しゃくどういろ】
⑴赤銅色は赤銅のような色です。
⑵黄色みがかった暗い赤茶色が赤銅色です。
⑶「赤銅色がしゃくどういろって読むのを、初めて知りました」
「だから、それは胸の内に思っていればよろしいことです」
【半弓・はんきゅう】
⑴半弓をかまえる。
⑵大弓が長さ七尺五寸(約2