《語彙の三語三文》:手書き帖 3.3〜3.10
三月三日(日)
【埒・らち】
⑴「まったく、このままじゃあ埒があかないぜ」
⑵お前の話は埒もない。
⑶この問題は課長の埒外だ。
【粉飾・ふんしょく】
⑴この木に五千円分の粉飾を施してくれ。
⑵年度末粉飾決算大バザール!
⑶「君、その顔は化粧か? 粉飾か?」
【押し並べて・おしなべて】
⑴おしなべてこの手の問題は厄介だ。
⑵今年の稲作はおしなべて豊作だ。
⑶あの事件後、市民はおしなべて安堵に向かっている。
三月四日(月)
【陰険・いんけん】
⑴陰険に僕を責めないでくれ