《語彙の三語三文》:手書き帖 5.14〜5.21
五月十四日(火)
【野面・のづら】
⑴我々は赤ちゃけた野面を渡ってきた。
⑵野面を渡る風にのって、女の匂いが、ぷんと、あたり一面に漂った。
⑶「君は野面だ!」
「どういういみだ!?」
「恥を知らない厚かましい顔、鉄面皮(てつめんぴ)さ!」
【然迄・さまで】
⑴アパッチ族が鉄を食うことは、さまで珍しがることではない。
⑵彼が東大を受かったのは、さまで気にかけてない。
⑶さまであの男は、二枚目でないよ。
【よしみ・誼み・好み】
⑴「おいきみ、ぼくをよしみを結ぼう」
⑵昔のよ