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必ず結果を出す講座(レッスン)の進め方


 
 よく、「生徒さんが練習してくれないから困っています」「受講生が課題をしてこないから結果が出せません」という話を耳にしますが、「やらない生徒が悪い」という考え方は捨てます。
 
ここでは、必ずゴールに導くための、講座(レッスン)の進め方について綴っています。
 
 

▼ 講座の全体のゴールや毎回のゴールを明確にする

 
先ほどは、「受講生が目指すゴールを共有する」と述べましたが、講座(レッスン)を進める上では、講師が講座全体及び各回で講座のゴールを明確にします。
 
 すでに内容が頭に入っている講師にはその日のゴールが見えていますが、受ける側の受講生はそうではありませんし、それがわかっていないと「何を受け取ればよいか」がわからず、「どこがポイントなのかな」と思いを馳せながら講座を受けることにもなりかねません。
そのことから、実技であっても座学であっても「今回の講座では、こういうことが学べます」などと講座を始める前に伝えることで、ゴールを共有します。
 
例えば、着付けレッスンであれば、「今回の講座では、名古屋帯のお太鼓結びを習得します。名古屋帯のお太鼓結びとはこういう形の帯結びのことで、このような仕組みになっています。」というように、完成形を先に見せます。
それをすることで、受講生はその答えに向かって進むことができるので、習得率が上がります。
 
 

▼ 潜在意識を活用し、忘れにくい工夫をする

 
前述したように、脳に記憶したことは忘れやすく、潜在意識に記憶したことは長期記憶されることが、潜在意識の研究で証明されています。
 

そのことから、単に脳に暗記させるような学びではなく、感情を伴う学びの中で記憶を定着させることがとても大切。
 
例えば、講師自身が心を動かしながら伝えたり、面白おかしく伝えたりすることで、受講生の感情を動かし、長期記憶として残すことができます。

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