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受験生です。
いや、受験人生です。

ぼーっとした子なのになぜかお受験をしてなぜか受かってしまった幼稚園児のあの頃から、人生の岐路には必ず「試験」が存在しました。
特に立派な成果はあげていないので偉そうな口は叩けないのですが、試験って決められた日時までに決められたラインを越えられるかだなと思っています。そんな試験に左右される生活をおくってきた私にとっては、試験での価値観が一番の判断基準になってしまっています。
まだ働いてはいませんが、恐らく仕事においては試験の価値観で大きな問題は生まれないと思っています。期限までに一定ラインを必ず超える必要があってそれがとても大変な事なので、マジで学生の分際で偉そうな口きけないです。全世界の社会人の方々を尊敬しています。早く私もなりたいです。

問題は、今の私には「試験の価値観」しか見えていないという事です。そして「試験の価値観」を人生の全てに当てはめて生きていくには、私はひ弱すぎるという事です。
「1ヶ月後までにこの仕事を終える」はいいとして、「働き出したら最短の年数で資格を手に入れないと」とか思って暮らしていると、なんだか死ぬまでずっとそれっぽいハードルを作っては超え作っては超える日々なのかなーって思います。そう思うたび私は徒労感に襲われます。ハードルを超えていく生活が正しい事は分かっていますが、人生ずっとこれかと思うと辛いなぁとも思います。
また、「試験の価値観」を内面化してしまったことで、相対評価をする価値観が染み付いてしまいました。
周りと比べて自分はダメだから、周りに精一杯合わせて遅れないように暮らしていかないといけない。試験へ向けてならそれもまた処世術です。でも、ずっとそれで生きていくの?今度は何から遅れるの?

自分の軸で決めたらいいじゃん、私もそう思います。どれだけ早く自分の軸が持てるかが、優秀であるかどうかの基準なんだろうなと思います。
しかし私には自分の軸がありません。ふわりふわりと流されて騙し騙しでここまで生きてきてしまいました。これは受験どうこうは関係なく、単純に私という人間が不出来だという事なのでしょう。

ハードル走を続けるタフさもないけど、自分で道を切り開く才覚なんてもっとない。

つらくなってきたので文章にしたら、とても陳腐なものになりました。3年後ぐらいの自分に鼻で笑われていたいですね。
こんな事は人類史のなかで46億回は悩まれてきた事だと思うので、誰かいい書籍を教えてくれ〜って思っています。

追記:あと、自分の軸で決めた事を採点されるのってめちゃくちゃ怖くないですか?