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最強の生命力

アンジュルムの新曲「限りあるMoment」のMVがフルで公開されました。

感想を簡潔に述べるとこれです。


十人十色公演での「私たちは生きている!」という雰囲気を見て一生ついていくことを決めた身としては、この曲での剥き出しで生きている感じが本当に最高に好きです。
よく言われる(我らが蒼井優さんもおっしゃっていた)「アンジュルムは最強」というのは、「メンバーが1人の人間として輝いている」ことなのかなと解釈していて、その集合体としてのアンジュルムに「最強」と例えられるエネルギーがあるのかなと思っています。
このMVの監督である森田さんもこのようにツイートされていて、本当に感謝でしかないです。

歌詞は、個人的には「めちゃくちゃ素直!」という感想です。むしろ歌詞に関してはこの2020年だからこそ、ここまで普遍的になった気がしています。もし予定通り春ごろのリリースになっていたら「アイドルに限りあるMomentって残酷では、しかも今活動休止しているメンバーのいるグループで?」って正直思っていたと思います。でも新型コロナウイルスでめちゃくちゃになった2020年夏だからこそ「限りあるMoment」はアイドルだけのものではなくて人類みんなのものだと切実に理解することができました。人はみな死ぬ。
そして意外と言っては失礼だけど、自己犠牲を推奨する歌詞ではなくて。「自分のために生きる」ことが「誰かにも勇気届けられるなら」「精一杯生きてくだけさ」。こんなに生命力がほとばしるアンジュルムからそんな火の玉ストレートなこと言われたらいったん難しいことは置いておいて「せやな!」となってしまう。

少女を消費しないこと、アイドルとしてのキャラクターと本人の本当の趣味趣向、「自分をもっている」姿を「理想の姿」として求めてしまうafter十人十色のアンジュルムヲタクとしての自分自身の業。どこからが消費なのか、どこからが理想の押しつけなのかだんだん分からなくなってきて、ネガティブな時は「アイドルを推すという行動自体がもうだめなんじゃないか」と考えてしまう。


そしてこの新曲です。映像や音源から溢れ出る「私たちはアンジュルムだ!」「私たちは精一杯生きている!」という生命力。
衣装が良いとかメイクが良いとかいせれいらさん!!!とか、ヲタクとしての細かな感想ももちろんありますが、私はこの映像全体から伝わるあまりに強い生命力にひれ伏すしかありませんでした。
歌詞の意味をそのまま捉えて励まされてしまうのは釈然としない気持ちもあるけど、でもこの生命力は絶対に本物だしそう簡単に消える炎なんかじゃない。
心が充電された感じがして、自分も頑張って生きていきたいって思いました。こんな風に生きていけるアンジュルムに心から憧れます。

こんなに勇気と元気をもらったことが嬉しくて、勢いに任せて書き殴りました。書いてて言うのもあれだけどヲタクすぎて恥ずかしい。後は大人しく粛々と勉強頑張ります(迫りくる試験)。

アンジュルム生きててくれてありがとう、存在していてくれてありがとう。それだけ。

(というかまだミラーミラーが控えてるのヤバくないか…?最強…!)