ただ書く。で世界を変える魔法の書

この記事では

  • 自己対話を始めたい!

  • ノートを書いてみたい!

  • 自己対話ノートがどんなものなのか知りたい

という方に向けての記事になります。

まず、ノートを書くとどのようなメリットがあるかをお伝えしますね。

自己対話ノートを書くメリット


メリットは以下の5つ。

  1. 自分の本当の想いに気づける

  2. 頭の中が整理されて考えたいことが考えられる

  3. 前向きになる

  4. 望みが叶いやすくなる

  5. 思ったことを行動に移せるようになる

こういったことが「ただ書く」ということで叶うんです。

書かない理由が私には分かりません!!

ただ、書く。あおい式対話ノートの方法


「ただ、書く」だけです。

まずはお気に入りのノートとペンをご準備してください。

準備するのはこれだけです。


準備できたら、早速書いてみましょう。

今この瞬間思っていることを言葉にして書き出す。

これだけです。あおい式。ごめんなさいw

ぜひ、思いつくまま、ペンが止まるまでブワーっと書き出してください。

ポイントは

  • 思ったことをそのまま書く

  • 「うーん、何書こう」と思ったら「うーん、何書こう」と書く

  • 書いた後はザッと見て、さらにそこから思うことを書く


書いたことに対して、質問する


書いたことに対して、客観的な視点を持って、質問をまた書いていきます。

この客観的な視点、というのが結構難しいので、私はレッスンを勧めています。
レッスンでは私が客観的視点から「質問」を投げかけたり、「本質」を引き出したりしています。

https://ameblo.jp/aoih8888/entry-12711608864.html


コツを掴むまでは思いっきり人に頼る!!これもあおい式のポイントです。

けれど、自分で書くだけでも今まで気づかなかった自分の本音に触れられるので安心して書いてほしいな。


答えを書こう、としない


答えを知りたい!!と思って始めると思うのですが、答えを書こうとしないでください。


答えは、自分の内側にありますが、今日の今瞬間も答えが出続けているのです。

「よく分からない」と思ったら、「よく分からないが分かった」が答えなのです😂

なので「答えをみつけよう」とすると、非常にぐるぐるします。

答えは見つからなくていい!!と潔く諦めて臨んでください。

答えではなく、「本質を見る」ことが自己対話ノートの目的です。

「本質を見る」とは?



「本質を見る」とは

・自分の奥にいる「自分」に気づくこと

です。

気づいたら、ゴールです。

しかし、私たち人間は日々変化と進化をしています。

同じ日はないし、ずっと同じ自分ではないのです。

今日、死ぬ細胞もあれば、生まれてくる細胞がある。

見えないので、どうなっているかは分からなくても

私たちの知らないところで「変化と進化」を繰り返しています。

で、脳だけが「恒常性」を保とうとするわけです。

普遍の法則である「進化」の流れに沿って、脳もアップデートすること。

「本質を見る」というのは「許し」です。

どんな自分が出てきてもジャッジせずにそれを認めること。

否定的な自分が出たら、否定してもいいと許してあげる。

「いや、変わりたいんだよ」と望む自分を許してあげる。

とにかく、許すことです。

良いも悪いも対等


良い感情も悪い感情も

良い感覚も悪い感覚も

良いことも悪いことも

全部対等です。

いいことだけ書く、とか

悪いことだけ書く、とか

色々決めないで、ひとまず思ったことを思った通りに書いて


その後、その感情や感覚をどうしたいのかを自分で選ぶようにしてください。

ジャッジという「判断」ではなく

選ぶという「選択」をすること。

これも大事なポイントですね!

何度も同じことを書いていい


同じことを繰り返すのは悪いこと

と思っていませんか?

私は思っていました!!

めちゃめちゃ真人間だったので、同じ過ちは繰り返さない!!と自分の経験をジャッジして、責めていたのです。

しかしですね、ずっと「やってしまうこと」を責めたところでそれができるようにはならないんです、奥さん!!

子供も同じではないでしょうか。

怒ったところで、また繰り返しますし

それで「やめれた」としても

それは恐怖で押さえつけたに過ぎない。なので、どこかで燻り、不穏で出てくる。

「怒られるからやめよう」という固定観念が染み付いて、

自分のしたいことややりたいことも「これは怒られるんじゃないか?」と他人の目を気にしてしまいます。

なので、ノートの中では自由に暴れてください!!

何度も同じことを繰り返して凹んでいいし、

私は悪くなーい!!と叫んでもいい。

で、全部を吐き出した後に「どうしたい?」と聞くことだけ忘れないでね。

人間はしあわせになる習性がある


「しあわせになりたい」

「よくなりたい」

「もっと自分を好きになりたい」


と思うのは人間の基本的な欲求であり習性であると私は理解しています。

それは、「私が私」であることの証のようなもの。

どんな人でも「しあわせ」を描き、そこを目指して生きている。

あおい式対話は、

「今ここ、この瞬間からしあわせになる」が可能なのです。

どんなマイナスな気持ちであっても、全然前向きに思えなくても

その「マイナスな気持ち」を持つ自分から

「全然前向きに思えない」自分から

書き出していくことが「しあわせ」への一歩となるから。

いつでも、どこでも、どこからでも、どこまででも生ける。

それが私の伝えている自己対話の方法です。

書く習慣を手に入れる7つのコツ


どんどん書ける人は書いていって欲しいです!!


が、書けない人はこの最初の「書く習慣」が身につくまでが大変なんですよね。

私も飽き性で、占いでも「飽き性」と出ます。

自分でも自覚があります。

好奇心も旺盛なので、いい!と思うとすぐやるんですが、逆にいうとその勢いのまま始めることで継続することが少なかったんです。

それが私自身、コンプレックスでした。

ビジネスでもそれは顕著に出ていて。(それが特製なのでそれを生かしたビジネスの方法をしてますが)

新しいメニューを出してもなかなか継続できない…(これは結構致命的ではないでしょうか)

そんな私が「ノートを書く」という習慣がずっと続いています。

この2年間ずっとです!!
私がびっくり!!

魔法は1日にしてならず、なのです。

コツコツと大切なものを積み上げること。

何でもかんでも続ければいいというわけではないので、ここでは「書くことが続く7つのコツ」をお伝えしていければいいなと思います。

その7つとはこちら。

1、無理をしないこと

よく聞く言葉ベスト3に入る「無理しないこと」

とにかく「しんどい…」って思ったら、それ無理しています!

なので、「しんどい」と感じたらやめる。

何がしんどいかを考えてみてもいいし、書き出してもいいし

全く書くことをやめて、ゲームとかお出かけとか読書するとかそういう風に気分転換を図ることでもいいです。

とにかく、しんどくなったら間違いだと思って。

私も楽しく書いて欲しいので。

2、1日5分だけでいい

あらゆる情報が気軽に手に入る時代だからこそ、「ノート」と検索するとあらゆる情報が手に入ります。

真面目な人ほど、この得た情報の通りにやろうとするかもしれません。

私は、新しいノート術などがあれば、ひとまず試してみるタイプなのですが

「ちょっと合わないな」と思うとすぐ辞めます。

しばらくして再開することもありますが。

その中でも、「書く時間」「書き方(フォーマット)」があるもの。

10個の感謝を書く

30分は書きましょう

とか(ちょっとあんまり出てこなかったw)

しかし!!

大丈夫。「1日5分だけでいい」んです。

5分書けない時は、「開くだけでいい」です。

開くこともできない時は「触るだけ」でいいです。

とにかく、簡単に。難しくしないでくださいね。

3、責めそうになったら「このことの何が問題か」を自分に聞く


書く習慣が得られない大きな原因が「責める」ということ。

自分を責めちゃう。

書けない自分を責めたり

書いていないノートを見てダメ出ししたり

結構、無意識でやってしまいますが、これをしちゃうと、

一つ目で書いた「しんどい…」を生み出すわけですよね。


責めそうになったら、こういうふうに自分に聞いてみてください。

「このことの何が問題ですか?」

脳内に執事のような男性を登場させて、その執事に言ってもらうイメージで。

自分を責めていると「どうしようどうしよう」「大変だ」と勝手にどんどん問題にして大きくしちゃうんです。

けれど、「何が問題でしょう?」

書かないことの問題ってなんでしょう?

書かないと自分がダメでしょうか?

私は楽しく書いて欲しいし、それがノートの神様が言っている「本当のこと」なんです。

急にノートの神様が出てきましたねw

前述した通り、「しんどい」は間違いです。

全てがOK!と言われるこの宇宙の中でも、声を大にして言いたい!!

「しんどいのは間違い!!」


なんですーーー!!


はあ、すっきり。

4、書く空間を自分の大好きなものとセットにする

私は毎朝大体5時に起きてノートを書くようにしています。

脳の話で言うと、「時間を設定する」ことはめっちゃ大事なんですが

それはおいおい…。

毎朝、ノートを書いている私ですが

全く飽きません。

その理由は、書く空間を自分が大好きなものとセットにしているからです。

どういうことかというと

ノートを書く=好きな空間でいる自分

という風に自分の意識を作ります。

ノートを書く時の自分を喜ばす。

自分が好きなもの

自分が好きな飲み物

自分が大切なもの

意識だけではダメで、ちゃんと実現してあげることです。

なので、今一度ノートを書いている自分の場所を見て、一個でいいんで「お気に入りのもの・大好きなもの」を飾ったり、提供してあげてください💓

朝起きるの苦手な人にも効果的。

「朝起きるのしんどいなぁ」という意識を

「美味しいコーヒーが飲める!」とか「大好きな景色が広がっている」という風に書き換えるんです。

これは結構私は効果的でした。

自分が何が好きなのか分からない人は、「私は何が好き?」「どんな空間にときめく?」と聞いて書いてみてね。

5、初心に戻る

すごくシンプルなコツですが

初心に戻る、です。

続けていると「マンネリ」になったり「義務」のようになったりする時があります。

そんな時に自分に聞いて欲しいのが

「なんで書き始めたんだっけ?」

ということ。

書く目的はなんでもいいんですが、究極の目的があるのを知っていますか?

それは「自分を知ること」です。

もうここです。ここなんで←

全てがこの目的に集約されていると思って欲しい。

つまり、書くことは自分を知り続けていける習慣なのです💓

自分を知る、ということが大きな目的で、その中で自分が書こうと思った目的がある。

この目的をもう一回自分に聞いて、「なんだっけ?」と自分と会話してください。

どの角度からも自己対話は可能なんです。

対話になっていない瞬間は逆にないぐらい。

6、書いている人と書く

私が書けるようになったコツの一つにあるのが、


書いている人と一緒に書く

という空間を自分にあげること💓です。


書き始めた頃、ノートを書いている人のオンラインサークルに入ってました。

そこでは、毎日誰かしらが書いていて、その画像を載せてくれている。

Facebookのフィードにノートの画像がどんどん流れてくるので

ノートというものがより身近にありました。

そして、コロナもあったのでオンラインで気軽にノートを書いている人同士で話したりコメントでやりとりをしたり。

こんな書き方もあるんだ、とか

この人の考え方にモヤッとする…(このモヤっと超大事なんです!)とか

とにかく、ノートを書くことへのハードルが下がりっぱなしでした。

書かなきゃ、と思う前に書くことが日常にある環境を自分で準備した感じです。

書くこと自体は、一人でもできるんですが、それを整えるのに環境を与えてあげることが大事です。

今はマンツーマンのレッスンをしていますが、私はレッスン生には「書いたら送ってね」と言っています。

自分の内側を書いたものを人に見せるって抵抗があると思います。

けど、この「人に見せたくない」すら対話の入り口なので(どの角度からも対話ができます)

けれど、見る理由は「その人の対話をサポートするため」なので、安心してください♡

私も自分のノートを公開しています。

互いに見ることで、更なる気づきが生まれるんですよね。

7、「書くと安心」という意識を作る


忙しくなったり、予定外のことが重なったり、考えることや悩み事が増えると

まだ来ない未来や、もう過ぎた過去に意識が行きませんか?

「書く」という行為は指を使い、文字を綴ります。

その瞬間は、「今」にいれます。

例え、まだ来ない未来も、もう過ぎた過去も

「今」書いていいです。

思わないように、考えないようにと意識の隅に追いやると

いつの間にか、それらが大きくなっていることがあります。

それを防ぐためにも書くといいです。

書くことで、意識が「今」にいれる。

書くたびに、「ここにいるんだ」という安心感を感じます。

そうすると、「書くことで安心する」という意識になるんです。

レッスンでも伝えてきているんですが、

嫌なことや愚痴が出てきたらラッキーです。

そのことの裏には必ず「しあわせになる方法」がある。

書かなかった頃は、その嫌な気持ちや気分を抱えてずっとぐるぐるしていたと思うんですよ。

けど、自己対話のノートではこの嫌なことが幸せな未来を作る大事な鍵になるんです。

書くと、解決するわけではないのですが

書くことで自分を安心させることや

今まで知らなかった新しい自分に気づくきっかけになります。

人間は「自分にいいこと」は続けられるんですよねー。

しかも、これまで述べてきた6つのコツでより書くことを簡単になっているので

より、この「安心する」を感じやすくなっているのではないでしょうか。

コツコツすることが結局一番早い


早く習慣にしてしまいたい、と誰もが思います。

けれど、この地球は三次元で「時間」というものがあります。

この時間は私たち人間がどうやってもコントロールできないんです。

しかし、確実なことは続けると実現するということです。

それがいつかは分からないけれど、続けていると叶うんです。

どんなこともやめてしまうと叶わない。

やめたいことがある場合も同じです。

毎日、やめ続ける工夫をしたり

やめられるような環境を自分に与えていくこと。

そして、例えできなくてもそれを責めたりせずに、またコツコツと始めること。

このコツコツが結局、最速で習慣化する。

書くことを継続しよう、と考えるよりは

習慣化してみよう、と思う方が受け取り方も違うかもしれません。

言葉の力って結構大きくて、

同じ意味でも言葉によって、脳の処理の仕方が変わります。

自分にとって「簡単でしっくりくる言葉」を選ぶ。
これもノートを書いてるとどんどんできるようになっていきます!

いつ、どの時間に書くのか

じゃあ!ノート書こう!とスタートする気満々になったところで。

いつ書くのか?ということですが、結論から言うといつ書いてもいいです。

好きな時間に書いてもらえればいいのですが、こう言うふうに伝えると、なかなか書けなかったりします。

と言うのは、書く時間を確保することを優先しないと

「今じゃなくていいかな」
「後にしようかな」

とどんどん後回しになっていくんです。

で、気持ちだけで

「明日の朝書こう!」と思っても、実際朝になると、「もう少し寝たい…」と眠気が勝ってしまったり。

そして、書けなかったこと自分を責めだしたりします。

私はあまり、やる気に頼ることを勧めません。

気分は変わるからです。

書く習慣を手に入れる7つのコツ、でもお伝えしましたが、一日5分を続けていくこと。

1日5分書くだけ、と思って書いて欲しい。

1日5分を確実に確保する方法を考えてみたり、1日の自分の過ごし方をぜひ洗い出してみて欲しいんですね。

・「時間がない」「忙しい」という言葉が真実なのか幻なのかを見極める。

・1日5分、自分のための時間をとることを優先する。

ライフスタイルによって、いつ書くかは異なると思うので、この章では

  • 朝書くことのメリット

  • 夜書くことのメリット

をお伝えしていきます。

それぞれのメリットを知って、自分がいつ書くといいかを自分と相談して決めてみてください!

朝書くことのメリット

朝書くことのメリットをまとめると

  1. 頭がすっきりしている

  2. 1日のスタートを気持ちよく切れる

  3. タスク出しに効果的

の3つがあります。

1、頭がすっきりしている

というのは、朝いつもより30分早く起きること。最初は「眠い」「しんどい」と思ってしまうこともありますが、ひとまず起きてしまうと、すっきりしていますw

ギリギリまで寝て出社する人がいますが(過去の私w)ギリギリで焦ったまま1日をスタートさせると、脳が起きていない状態で色々考えるので、ミスが起きたり、気持ちが低下しがち。

朝起きて、白湯や美味しいコーヒーをいれてみたり、キャンドルたいたり、んーー!!と伸びをしたり、カーテンをシャッと開けたり…

心地よい朝を迎えることを意識しましょう。

気持ちいい!!と思うと、脳がどんどんクリアになります。
その状態でノートを書くと気持ちいい言葉や思考につながりやすいのです。

【ワーク1】気持ちいいと思う行動はなんだろう?


2、1日のスタートを気持ちよく切れる

先ほどの項目と被りまくりますがw

朝30分早く起きて、好きなことをする時間をとること(ノートに限らずですが、ここではノートにします!)は

1日のスタートが俄然、違ってきます。

ポイントは、朝自分のしたいことや自分が心地よいと思うことを準備してあげることです。

・お気に入りのコーヒーを飲む
・ゆったりした音楽をかける
・散歩をする
・観葉植物に水をあげる

などなど。

なんでもいいのであなたの好きなことで1日をスタートさせてみる♡

ワークで実際に書いてみましょう!

【ワーク2】朝してみたいことは何?


3、タスク出しに効果的

朝、すっきりした脳でノートを書いていると

今日1日をどう過ごしたいか、や

これからやってみたいことが出てきやすいのですが、

朝はそれらのことをさらに細かく細分化してタスク化するといいですね!

クリアな脳で決めたことは行動にも移しやすいので、そのタスクが実行されやすいのです。

慣れないうちは「効率」とか「タスク」とかあまり考えない方がいいのですが、

例えば、その日の仕事の段取りや、「会社に行ってすること」などを書き出して、そこから対話をすることも可能なのです。

なぜ、そのタスクをしなくてはならないのか?

本当にそれは必要なのか?

ということも自分にどんどん聞いていきます。

そして、その中で出てきた「あーでもない、こうでもない」をとにかく書いていく。

答えや正しさはいらないので、本当に自分と雑談しながら決めて行く感じで!

【ワーク3】タスクとは?言葉の概念を言語化してみよう


夜書くことのメリット

続いて、夜書くことのメリットです。

  1. 感情をデトックスできる

  2. 望みが出やすい

この2つです。

夜は、1日の終わりで、脳も体も朝に比べていると疲れている状態です。

その夜に、「やるべきこと」や「何がしたいか」を考えるのは、しんどい状態で考えるので、最初はあまり書けないかもしれません(書ける人は気にせずどんどん書いてください)

1、感情がデトックスできる

その日、起きた出来事で動いた感情があると思うのです。

その感情を書いてみましょう。

嫌な感情が蓄積され、その感情から思考をすると、どんどん思い込みや妄想が強まります。

頭で思っている、考えていることは自分では認識しづらいので

「そんなこと思っていない!」と思考しながら感情が「嫌な気持ちでいっぱい」というチグハグさを生んだりするのです。

そして、特定の感情を抑えている方も多々います。

例えば、怒りの感情。

怒りの感情は二次感情と言われ、二番目に表出した感情で、その怒りの元になる感情が別にあるのですが

この怒りの感情を封印すると、その元にあった感情も封印することになります。

元にあるのは「悲しみ」や「愛」なのですが、それらを抑えると、「喜び」も封印されます(ディズニーの映画、インサイド・ヘッドがこの点で神ってました!)

そうしていくうちに、

何が好きで、何が嫌いか分からない状態に。

自己対話のノートでは、とにかく感情を出してほしい。

書いて書いて書いてー!って感じです。

そして、マイナスな感情には大切な役割があります。

そのことを2つ目で説明しますね!

【ワーク4】最近湧いてきた感情を出来事とセットで書いてみよう。


2、望みが出やすい

感情が出やすい夜は、その出てきた感情から望みが見つけやすいです。

前述した「怒り」からの対話で「望み」が浮き出てきます。

例えば、「夫の帰りが遅くて腹が立って夫を無視した」(私です)ことがあったとしましょう。

夫の帰りが遅くて、なぜ腹が立ったの?

子供の世話があったり家事があったりですごく疲れるから、手伝って欲しいのにいつもいないから

夫も仕事で疲れて帰ってきてるのに手伝わす?

私の方がしんどい!って思っている

どっちもしんどいw

協力して子育てしたい

大人が相手じゃないから予想以外のことが起きたりすると疲れる

具体的には?

飲み物をこぼされると怒鳴ってしまう

私が片付けなきゃいけない

やらなきゃいけない、と子育てには思うことが多い

自分のことだけやっていたい私には小さなこともすごくストレスになる

それを和らげる方法はある

仕事ややらなくてはならないことは日中に済ませて、夜は仕事しない

夫はいいな。仕事は大変でも家では自分のことだけやっていればいいから

私が家事をやりすぎな気がする

皿洗いはしてもらいたいとお願いする


ざっと5分で書いてこの量の思考が出てきますw

要約すると

「旦那な自分のことだけしかしていない!私も自分のことだけしたい!」

という望みですね。

で、さらに上記の書いたことに対して聞いていってあげます。

自分のことだけしたい!と言いながらもまだうちは子供が小さいのでどうしても手がかかります。

なので、自分のことをする時間と子供と過ごす時間を分けてみよう、と思いました。あとは皿洗いは旦那にしてもらうw

書いた上で、どうしたいかをみた上で行動を決めると

スムーズにいきやすいです。

それまで、私は夜もノートを書いていましたが、子供がいるので邪魔されたり、lかまって欲しくてやってくる子供にイライラしてました。

けれど、夜は子供との時間と決めて手帳に書いたりノートに書くと

不思議なほどにすんなりとそうなりました。(そうはいっても時々やっちまいますが)

こんな感じで、感情に対してさらに質問したり自分の話を聞いてあげることで望みがわかってきます。

実はプラスな感情よりもマイナスな感情の方が「望み」がふんだんにあるんです!!

ぜひ書いてみましょう。

【ワーク5】感情に対して質問してみよう。



ただ書く〜基本の書き方〜

この章では「ただ書く」の基本の書き方を4つ、紹介していきます。
ただ書くのスキルが身につくと、あらゆることに対して活用できます。

しかも、難しくない。
簡単です。
難しいな、と感じたら、どんどん簡単にするクセもぜひこの魔法の書を読みながら身につけていきましょう。

簡単にしていくと、継続できます。

継続できると、勝手にスキルアップしていきます。


1、だらだら書く

まず、一番最初にしてほしい書き方が、だらだら書くことです。

早速、ノートを開いてペンを持ちましょう!
そして、今から5分間、頭の中に出てくることを書き続けてください。

「え?どうやって?」と思ったのなら「え?どうやって?」と書いて。
そして、それに連なる言葉をどんどん出していきます。

関係ない言葉が出てきたら、それも書く。

意味がわからない言葉でも大丈夫。

とにかく、ダラダラと出てくる言葉を書いていく。考えなくていいです。

最初は5分だけ。とやってみてください。
5分以上書きたくなるかもしれませんが、「5分だけ」と言う軽い気持ちで。
それをまずは3日続けてみてください。

2、日記のように書く

朝、時間を取るのが難しかったり、思ったことを書くって難しいなと感じるのであれば、日記のようにその日の出来事を書いてみてください。これも5分とかでいいですし、箇条書きでもいいです。

「今日は買い物に行ったら友人に会った」

とか

「仕事場に遅刻をした」とか。

なんでもいいんですが、実際に起きたことを書いてみましょう。

そして、その出来事から連なってやってきた思考や感情を書いてみる。

「買い物に行ったけど、ほしい物が無かったな〜」
「友人とは何年ぶりかに会ったけど、そういえばこういうことがあったな。あの時、私は嬉しかったなー」とか。

「ほしいものってなんだろう?」と今度は聞き出してみる。
「なぜ、あの時、私は嬉しいと思ったんだろう?」と聞く。

この「聞く」ということもただ書く上ではすごく重要なポイントになります。

自分に対してどう質問していいか分からないという方が多いのですが、

書いているとどんどんできるようになるので、とにかくまずは書いてください!

3、気持ちを書く

「なんかもやもやする…」
「イライラする」

そんな時は

「もやもや」「イライラ」と書きます。

そして、「もやもやするのはなんでかな?」とか「もやもやした出来事は何?」と聞いてみる。

もやもやしている、イライラしていることをなんとかしようとする人がいますが

自分がなぜもやもやしているのか、イライラしているのかを聞いたことがありますか?

実は、あなたがもやもやイライラしている理由は本当は別にあった、なんてことがたくさんあるんです!!

今日あった出来事でイライラしているのではなくて、実は何年も前のことが、今日の出来事が引き金で思い起こされただけだった!!とか…。

その何年も前のことが原因なのに、

今日の出来事を解決しようとしたり

イライラやもやもやを収めようとしても

時間が経てば、またそのもやもややイライラがやってきます。

しかし、過去のことになると、記憶の中に埋もれてしまっていたり、

思い出したくなくて封印している、なんてこともあるのです。

レッスンを受けてくれた方の中にも

「数年前の出来事に実は傷ついていたんだということが分かって癒されました…」という方もいました。


私自身の経験で言うと、

「自分の意見が通らないともやもやする」という気持ちがあって、長らく苦しかったことがありました。

自分の意見が通らない、は

自分を否定されている、と繋がっていて

「こっちの方が良くない?」と言われた瞬間に不機嫌になったり、落ち込んだりしていたんです。

「絶対、私の意見の方がいいのに!」
「どうしてわかってくれないんだろう」
「みんなはこの素晴らしさが分からないんだ」

と自分の内側にこもり拗ねていました。

そう思っているのに、直接意見を伝えることができなかったり、もっとプレゼンするということもなく、引いていたんですね。

何度も何度もこの経験をした時に、ふと「なんで私は否定されるって感じるんだろう?」と自分に問いました。

すると出てきたのが「幼い時の父親との関わり方」だったんです!!

父親は優しかったと思うのですが、自分と違う意見を持つ私の考えを否定していました。

今思えば、心配からそう言ったんだと思うのですが

「こっちにしなさい」「それはダメだ」というような感じで私の言う事なす事を否定していました。

成人してからのことですが、友人が携帯会社に勤めていて、「この携帯を1円で買ってほしい」と言われたことありました。いわゆる契約をして使わずに2年持って解約してくれたら1円以外かからないというようなものでした。

友人はノルマがあったのか、とても困っているようで私は説明を聞いて理解した上でその携帯を買うことにしたのです。弟にも説明して二人で携帯を買うことにしたのですが、

それを聞いた父親が大激怒。

「そんな携帯電話、騙されているに違いない!」
「そんな詐欺に弟まで巻き込むなんてどうかしている!」

と。私がどんなに説明をしても一切聞き入れず

「お前の友人が友人かどうかも分からん!」と、本当に何も知らないのに、その友人との関係まで否定されたことで、私も激怒。

「何も知らないくせに!」と大泣きで反論しました。

そのまま、私は部屋に逃げ込み、泣いていましたが

父親が反対することはできない、という価値観があったので(この価値観が結構厄介でした)

友人に泣く泣く断りを入れたのでした。

数時間後に、父親が部屋に来て

「悪かった。調べたらそういうのがあるんだな」

と言ってきて。

「今更遅いわ!!」と。

父親は私の同級生の名前も誰と仲が良かったのかも詳しくないぐらい、私に関心がないのに

こういう時だけ口を出してきて父親面をして私を否定する、と思っていました。

幼い時からそうでしたが、私がする話を「そんなん嘘や」といつも信じてくれませんでした。

そのことに私は傷ついていたのです。

「どうせ、父親の意見が通るんだ」
「この人は私の気持ちを分かってくれない」
「私が何を言っても無駄なんだ」

と無意識で思うようになっていたのです。

しかも「怒られる恐怖」もセットであったので、「従う」と言う選択をしていました。(友人に断りをしたのもそう)

自分の気持ちを通したいのに、それを通せない私


その自分に嫌悪もしていたので、それはそれは長いこと拗らせていたのです。


気持ちを書いたことで、私はこの「父親」という自分の中で作った存在と対面して、自分の気持ちを聞き出すことができました。

「否定しないで欲しかった」
「そう思えなくても、やってみれば?とかそうなんだって言って欲しかった」

そんな気持ちを自分が持っていたんだ、と気付いただけで涙が溢れ出たのを覚えています。

父親を憎んでも、何も変わらない。
他人を変えることはできないし、たとえ謝ってもらっても自分の気持ちが癒えることはないでしょう。

そこにある自分の気持ちを自分が理解して弔ってあげる。

ただ書く、にはこんな癒しの効果もあるんです。

4、テーマに沿って書く

「言葉」の力は絶大です。

何気なく使っている言葉や思っている言葉を意識したことがありますか?

この世には「言葉」と「辞書」がありますね。

私たちは「言葉」を使って、自分の気持ちを相手に伝えたり、自分の気持ちを形にしたりしています。

コミュニケーションにおいて、言葉以外のボディランゲージや表情の方が伝わりやすい、という話もありますが


ノートにおいては、言葉にエネルギーが載ります。


同じ言葉でも人によってそのエネルギーが違うと、伝わり方も違うのです。

例えば、「嫌なこと」ってどういうことだと思いますか?

嫌なことの意味は辞書だとこうです。

そうですよね!できたら感じたくないし体験したくない!

そう思うと思います。

でも、嫌なことって起きますよね。

その時に、「面倒だなー」というエネルギーが載るわけです。

で、この解釈を変えると、「嫌なこと」に載るエネルギーが変わります。


嫌なことは好きなことに気づくサインであり、過ぎ去る出来事のうちの一つ。

私はこういうふうに書き換えたことによって

嫌なことが起きても解決しようと頑張らなくなりました!!

エネルギーが出来事を引き寄せるのですから、嫌なことを「おおやだやだ」と嫌悪していたら、その出来事はまた起きます。

じゃあ、無理矢理ポジティブにしよう!ということではなくて

「嫌だな。じゃあどうなったらいいと望むんだろう?」と、聞く。

例えば、「雨の日が嫌だな」と思ったとします。

「晴れの日が好き」なのかもしれません。

でも、晴れの日が好きと思うのは雨の日があるからなのです。

比べてみて「こっちが好きだな」という好みの話なのです。


この「好み」というのは、嫌な気持ちや好きな気持ち、善悪つけるモノではなく

「選択できる」ことなのです。

テーマに沿って書く、というのは自分が使っている特定の言葉に載せているエネルギーを確認する作業になります。

「価値観」といってもいいでしょう。

自分にとって当たり前でも


自分以外の人にとっては当たり前ではないかもしれない。


歯磨き一つとっても


朝起きてすぐ磨く人もいれば、

ご飯食べた後に磨く人

出かける前に磨く人

磨かない人


いますよね!


でも、どれが正しいかは分かりません。

磨く人にとっての当たり前と磨かない人にとっても当たり前があるし

磨く人の中でも、当たり前が違います。

そういう世界に私たちは生きています。

決まっていることなんてないんです。

犯罪だって、罪を犯したら裁かれますがそれを「悪いこと」と分別したところで犯罪は減りません。

なぜならば、選択をする上で捕まるリスクや裁かれるかもしれないと思っていても「その方がいい」と思う人もいるからです。


このように、何気なく過ごしている日々や

何気なく流している感情や概念が

自分を創っています。

それに対して、細かく質濃く書いていくことで

自分の好みがより鮮明になり

洗練された内面になって整っていくので


起きる現実が変わったり、

現実はそのままでも、見る目が変わることにより

世界が変わる、ことが起きるのです。






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