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「多種」と「多彩」の違い


こんばんは~!
小説サイト Solispia(ソリスピア) さんの文学賞に無事間にあった望月ですw
終わった時には肩の力が抜けましたわ(笑)

一週間、作業できない時期がありましてね。大丈夫かなと思ったのですが、気合で何とか終わらせましたw
自分で決めた事ですからね。嘘ついちゃいかん、と。

かといって次のやりたいことが待ってますので、休めはしないんですがががw
少なくとも、睡眠時間は元に戻せます。はい。

これが一番有難いです_(:3」 ∠ )_オフトゥ-ン♪

月初めなので多少のドタバタ感はありますが、とにかく書きます(笑)

本日の違いシリーズは「多種」と「多彩」です。

「多種」とは

同じ文字が含まれてるだけで混乱しそうになるから、日本語はややこしいですね;;
goo辞書先生~。

たくさんの種類。また、種類の多いこと。

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/多種/

分野に問わず、たくさんのタイプや区別される枠のまとまりといった、異なるものが多分にある事を多種といいます。
物や多様性などを強調する際に使われることが多くあります。

「多彩」とは

[名・形動]
1 色の種類の多いこと。いろどりが多く美しいこと。また、そのさま。「――なネオンサイン」
2 変化や種類が多くにぎやかなこと。また、そのさま。「――な顔ぶれ」「――な行事」

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/多彩/

色や形といった、主に視覚的なもの多様性の事を多彩といいます。
これらを強調する際によく使われます。

類語

今回は数が多いため、類語と類似語に別けています。
類語は、「各種」「種種(しゅじゅ)」「諸種」「色色」「様様」「多様」

おまけ1「各種」

いろいろの種類。さまざま。諸種。「――取りそろえる」

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/各種/#jn-38786

たくさんあるカテゴリーを一枠とし、それらの種類が多い事を各種といいます。

おまけ2「種種(しゅじゅ)」

[名・形動]《古く「しゅしゅ」とも》数多くの種類があること。また、そのさま。副詞的にも用いる。さまざま。とりどり。いろいろ。「――な(の)やり方」「治療を――試みる」

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/種種_(しゅじゅ)/#jn-105445

とあるジャンルの中で数多く存在している事を種種といいます。
程度副詞としても使われる場合もあります。

おまけ3「諸種」

いろいろの種類。種々。

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/諸種/#jn-111416

ある種類がたくさんある事を諸種といいます。
多種、各種、種種と同じ意味合いです。

おまけ4「色色(いろいろ)」

[名・形動]
1 異なる事物や状態が数多いこと。また、そのさま。さまざま。種々。「虫の――」「――な品物を買う」
2 さまざまの色。
「――の紙をつぎつつ手習ひをし給ひ」〈源・須磨〉
3 襲(かさね)の色目の名。薄色・萌葱(もえぎ)・紅梅・蘇芳(すおう)などの、さまざまの色を重ねること。
「女房――を三つづつ匂はして」〈栄花・根合〉
[副]さまざま。あれこれ。種々。「――(と)やってみたが駄目だった」「種類が――(と)ある」
[用法]いろいろ・[用法]さまざま――――「デパートにはいろいろ(さまざま)な品物がある」「人の生き方はいろいろ(さまざま)だ」などでは相通じて用いる。
◇「いろいろお世話になりました」「いろいろと楽しかった」「いろいろ文句を言う」のように、日常的なことをあれこれまとめた表現には「いろいろ」を用いることが多い。
◇「さまざま」は「人はさまざまに思い悩む」「地球上にはさまざまな言語が存在する」「さまざまなる意匠」のようにやや文章語的で、単に種類の多さだけでなく、一つ一つが異なっていることをも示す。

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/いろいろ/#jn-15710

ここでは1と2を取り上げます。

物事や状態、色などが数多く存在する事を色色といいます。
日常的にまとめた表現にもよく使われます。

なお、同じ文字が連続している場合は「々」で記載する場合もあります。(色々など)

おまけ5「様様(さまざま)」

[名・形動]物事がそれぞれ違っていること。また、そのさま。いろいろ。種々。「各人が――の感想を述べる」「――な思い出」
→色々(いろいろ)[用法]

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/様様_(さまざま)/#jn-89225

異なったものが多数ある事を様様といいます。
物事自体は一つ一つ独立しているのを示し、文章で用いられる場合が多いです。

おまけ6「多様」

[名・形動]いろいろと種類の違ったものがあること。また、そのさま。さまざま。「――な人材」「――な価値観」「多種――」
[派生]たようさ[名]

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/多様/#jn-139136

種類が異なったものがたくさんある事を多様といいます。

関連語

「数数」「色んな」「取り取り」の3つがあります。

おまけ7「数数」

1 数え上げる数の多いこと。種類の多いこと。あれこれ。いろいろ。副詞的にも用いる。「――の贈り物」「不平不満は――ある」
2 「数の子」の女房詞。
「かずのこは――」〈女重宝記〉

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/数数/#jn-40989

ここでは1を扱います。

数えられるものが多い、転じて種類が多い事を数数といいます。
副詞的にも用いられることがあり、色色と似ています。

おまけ8「色んな」

[連体]《「いろいろな」の音変化》さまざまの。種々の。「――話をする」

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/色んな/#jn-15862

様様の、種種の、を言い換えた言葉。
連体形で、次にくる言葉(主に主語)を修飾します。
一般的に、連体修飾語の仲間です。

おまけ9「取り取り」

[名・形動]人や物によってそれぞれに違っていること。また、そのさま。まちまち。副詞的にも用いる。「――な(の)服装」
「主人も老婆も――僕によくしてくれた」〈蘆花・思出の記〉

引用:https://dictionary.goo.ne.jp/word/取り取り/#jn-161276

人や物などがそれぞれ異なっている事を取り取りといいます。
様様や数数と同じく副詞的に用いられ、かかる語句がそれぞれ独立している事を示します。

まとめ

・「多種」は、物や多様性といった、異なる種類がたくさんある事をいう
・「多彩」は、色や形といった、視覚情報に関する種類が多い事をいう
・「各種」は、とある分野や枠などにおいて、種類がたくさんある事をいう
・「種種」は、数多くの種類がある事をいう。副詞的にも用いられる
・「諸種」は、多種、各種、種種と同様の意味合いをもつ
・「色色」は、物事や状態、色などが多数存在している事をいう。日常的にまとめた表現にも使われる
・「様様」は、独立した物事などが存在している事をいう。文章で用いられることが多い
・「多様」は、異なった種類のものが数多くあることをいう
・「数数」は、種類が多い事をいう。副詞的に用いられることもある
・「色んな」は、様々の、種種の、という意味。連体形で用いられる
・「取り取り」は、人や物などがそれぞれ違っている事をいう。副詞的にも用いられる

今回ものすごい数になりましたが、全てにおいて共通しているのは「数多く存在している」という意味です。

似たような意味の言葉を知っていれば、色んな言い換えができ同じ表現を使わなくてすみます。

意図的に表現している場合は別として、文章のリズム感がうまれ読者さんが読みやすくなるので、オススメですん。

受け手の個人差はしょうがないですがw

お役に立てればうれしいです^^

ではでは~♪

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