特性を活かす③

幼い頃から宗教の教えを刷り込まれた私

それは私の思考に大きく影響していると思う

純粋さや誠実さを求め、苦の娑婆を生きるのが、生まれてきた使命である

こんな教えは幼い私には重過ぎた

お気楽に生きたい

自分の欲望や感情のままに行動したい

そんな風に今でも思っている

だけれど、その教えがあったから、救われたのも事実

どうせ苦労はやってくる

だったら、その中でも精いっぱい生きてやる、楽しく生きてやる

と思え、強い自分になれた

余りにもそう思うが故に、自分の当たり前が叶わない事が受け入れられず、精神を病んだけれど

悲観したのも絶望したのも、自我が強いから

自分の正義や欲望に執着したから

ただ、反省や後悔はあったとしても、その経験は修行の一環と捉えられるはやはり自分の強さだと思う

卑屈で居続けるのは、嫌

いくら辛い自分の状況だったとしても、それを他人に責任転嫁して生きていくなんて、嫌

逃げるも良し

怒るも良し

無謀でも興味ある事をやってみるも良し

限られた生命なのに留まっているなんて時間がもったいない

精いっぱい楽しむ

この思考は苦労すればするほど、怒れば怒るほど、強く感じる

こんな風に思うようになってから、所謂「招き猫体質」が身についた

招き猫体質の特徴!人を呼ぶ人､店に入ると客が増える現象の真意

空いてるお店が混む

わりかし空いてる公共の乗り物で座っていると、必ず前に人が立つ

目立たなかった好きなものが、ヒットする

あのなかなか体調も精神も正常にならず辛かった時期さえ、元気だと言われた

ただボーっとしているだけで怖く見られたり、相手が警戒して戦闘態勢になるのは勘弁、と思うけれど

悪目立ちするのは、息苦しさを覚えるけれど

この特性を活かせる自分になったら、最強になれそう