うつ体験記 症状シリーズ8 現実感喪失と離人感
こんにちは、やよいです。
今回のテーマ
「うつ体験記 症状シリーズ8「現実感喪失と離人感」
離人感は、らりじんかんと読みます。
あなたの体調や気分に合わせて、文字を読んだり、私の声で聴いたりできるユニバーサルなブログです。
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私は15年前にうつ病・PTSDの診断を受けて、現在も治療中です。
途中の10年ほどは寛解して通院せず過ごしましたが、その後は再発と再燃を繰り返して現在に至ります。
幼少期にPTSDの原因となる出来事があり、大人になって強い症状が出て受診して診断を受けました。
※原因となる出来事は公表していないので、わかりにくい部分があることご了承ください。
そして、同じ病名でも、患者さんによりきっかけ・症状・治療法はひとりひとり異なります。
私の想いや体験談としてお読みください。
現実感喪失と離人感は別の症状ですが、同時に起こることが多いので一緒にお話しします。
どんな症状なのか
・周囲の様子に現実感がない
テレビの映像を見ているような感覚で現実味がない。
車道を走る車とぶつかっても怪我をしないのではないかと感じる。
・自分が自分だという感覚がなくなる
手を見たり、鏡に映った顔に対して、自分だという認識が薄くなる
・体と心の一体感がない、自分から離れている感覚
ガンダムを操縦してるみたいな感じかな。
・周囲の様子を理解するために、数秒のタイムラグがある
実況中継をするようにして周囲の様子を理解する必要がある
・感覚が鈍くなる
皮膚の感覚が変わる、痛みを感じにくくなる
などの症状です。
私は、前腕やももをつねってみて、痛みの感じ方で症状の度合いを確認することがあります。
どんな時に症状が出るのか
・過度のストレス
・強い脳疲労
・パニック発作の時にも起こる
どれくらい続くのか
1日で治ったり、数ヶ月続いたり期間はまちまちです。
長く続くとこの状態が通常モードに思えてくるので、治っても気づかないこともある。
通常の状態と症状が出ている時に、カチッとスイッチが変わるような感覚はないのて、いつなっていつ治ってるか分かりにくいのかもしれませんね。
どんな対策をするのか
・なるべく刺激を避ける
テレビやラジオを消して布団に入る
・たくさん眠る
脳疲労を回復するために、なるべくたくさん寝ます。
この症状に効く薬はないので、ストレスや刺激を避けて気長に治るのを待つしかないのが、歯痒いところです。
この症状はどれも初めて味わう感覚で、奇妙で不快なものばかりです。
何度なっても慣れないものですね。
この症状が出ていて学校や仕事に行くのは大変でした。
普段からストレッチをしたり、湯船の中で腕や脚を触って刺激をしてなるべく体を意識するようにして心と体がバラバラにならないようにしています。
医学的根拠はないですが、これをするようになって現実感喪失や離人感がでにくくなったような気がします。
今回は、現実感喪失と離人感のお話でした。
少しでも参考になれば嬉しいです。
私のブログでは、弱視やメンタル疾患の体験談・心身のケアに関する事・読書メモ・日々のことを書いています♪
2023年10月からは、私の声でラジオを同時に更新しています🎧
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
あなたへの感謝と幸せを願っています🤗
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