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うつ病体験 症状シリーズ⑤自分が我慢すれば周りは幸せでいられる

うつ病体験 症状シリーズ⑤自分さえ我慢すれば、周りは幸せでいられる


こんにちは、やよいです。

うつ病体験の症状シリーズは私が今までに経験した症状をひとつずつ取り上げて紹介しています。
今回は「自分が我慢すれば、周りは幸せでいられる」という想いについて。

ブログと同じ内容を私の声でお届けしています。
あなたの体調や環境、気分に合わせて、下のリンクからお聴きください🎧


私は15年前にうつ病・PTSDの診断を受けて、現在も治療中です。
途中の10年ほどは寛解して通院せず過ごしましたが、その後は再発と再燃を繰り返して現在に至ります。
幼少期にPTSDの原因となる出来事があり、大人になって強い症状が出て受診して診断を受けました。

※原因となる出来事は公表していないので、わかりにくい部分があることご了承ください。
※同じ病名でも、患者さんによりきっかけや症状・治療法はひとりひとり異なります。
私の想いや体験談としてお読みください。


幼少期に人としての尊厳を傷つけられたことで、セルフイメージや人生観に大きな影響を受けます。
自分にとって大きいショックな出来事があっても、日常生活は続いていきます。
人生経験も知識もない子供の私は、「私が我慢していれば、周りが幸せに過ごせるだろう」と最善策を思いつきました!

表面上はそれまで通り変わらない日々を過ごして、ショックな出来事は記憶の彼方へ消えていきました。 

今になって思うとショックから心を守るために記憶から消していた解離性健忘に近い状態なののだと思います。
約20年後に思い出して、苦しむことになりました😨
どうせなら一生思い出さなければよかったのに、そう甘くはないよね 笑


自分さえ我慢すれば、周りが幸せでいられるという価値観は大人になっても至るところで発揮されて、自己犠牲や過剰適応につながってこれも苦しむ要因になりました。
認知の歪みはマイナスの影響が大きいですね。

私と似た経験をした患者さんの傾向として、
・自分には価値がない 
・自分は無力だ
・自分の感情を抑える  
・自信がない
・人を信用しにくい(過去の経験から臆病になる)
などの症状があるようです。 


性格だとおもっていた思っていたので、症状なんだと知り驚きました。


治療のなかでさまざまな認知の歪みや症状に気づき理解を深めています。 



私のブログでは、弱視とメンタル疾患の体験や心身のケアに関する事、読書メモや日々のことを書いています♪
2023年10月からは、私の声でラジオを同時に更新しています🎧

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
あなたへの感謝と幸せを願って心を込めてハグ🤗

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