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読書メモ 針の上で歌う この世界から、音がなくなればいいのに

こんにちは、やよいです。 

今回のテーマは、読書メモです。

あなたの体調や気分に合わせて、文字を読んだり、私の声で聴いたりできるユニバーサルなブログです。
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本の紹介 
南口 綾瀬 著
針の上で歌う

あらすじ
「音なんてなくなればいい。そうすれば私は誰の目にも止まらない、空気みたいな存在になれるのに」
特定の場面で声を出せなくなる「場面緘黙症」を抱えた私の毎日は、その日を乗り切ることで精一杯だった。
例えコロナ禍で世界中が混乱に陥っていても、私の世界は変わらないはずだった・・・彼との再会までは。
メロデスと金木犀の香りをまとって駆け抜ける、ひとりの孤独な少女の物語。『私』と『彼』ふたりが抱える秘密とは?


感想 
場面緘黙は、5年くらい前から少しずつメディアでも取り上げられるようになって知りました。
針とは、周りの人の視線を表していて、見られていると感じる緊張感や攻撃されているような感覚をうまく表現しているなあと感じました。

主人公の小学生から高校までの物語で、症状に悩み苦しむ描写はあるけれど、重たくなりすぎずに読めました。
物語の大きなポイントは、私と彼の関係で、恋愛に発展するのかと思ったら、意外な展開だったなあ。
親友のなっちゃんとの関係の変化も、ハラハラしたり、嬉しく感じたりでした。


好きなことを見つけて仲間と一緒に挑戦していけるものと出会えると、生活の彩りが全然違うと思います。

南口さんの作品は、ぼっちママ探偵を読んだことがあって、あの作品もサクサク読めたように記憶しています。



弱視の私の耳読書について
文字を長く読むとすぐに目が疲れてしまうので、耳で読書しています♪
主に使う方法は、Kindleの電子書籍と、デイジー図書のふたつです。

・Kindleの電子書籍では、テキスト読み上げが有効になっている本を選び、iPhoneや iPadに標準装備されているvoice overという画面を読み上げる機能を使っています。

・デイジー図書は、本を音読したデータをデジタル化したものや、テキストデータ化したものを音声合成システムで読み上げさせるものです。
ボイスオブデイジーというアプリでiPhoneやiPadで聴けます。
Kindleアプリもボイスオブデイジーのアプリも、気軽に読書ができてとっても便利です☺️



私のブログでは、弱視やメンタル疾患の体験談・心身のケアに関する事・読書メモ・日々のことを書いています♪
2023年10月から、私の声でラジオブログも同時に更新しています🎧


最後までお読みくださり、ありがとうございました。
あなたへの感謝と幸せを願っています🤗

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