20190909

先日、酒呑みの会の人々に見初められて召集がかかった為馳せ参じたところ、あらあらまあまあと随分楽しくのみ遊んでしまった。男性陣にいやらしさが無いのが非常に有り難い。かつ、妙齢の紅一点という立ち位置はかなり楽なのである。

住んでいるところも年齢も近い人がいたので、酔っ払っいながら歩いて帰れたのもよかった。

昭和63年、早生まれで同じ歳の友人というのは、実は周りにほとんどいない。私は辰年の人が好きである。同じ学年の多勢である卯年の性質とは、そこまで折り合いが良くないと勝手に思っている。

ところでその日の昼間に、わたしの療育クラスではちょうど、「道で人から声をかけられた時の対処法」のSSTをやっていて、「知らない人がこわいからって何も言わずに走って逃げると相手も追いかけてくるかもしれないからやっちゃだめー。」という内容を高校生に教えていた。

酔っ払いの帰り道、話し遊びながら歩いていた私は何か相手をからかって、小突かれないよう少し小走りで先に進んだ訳だが、相手も酔っ払いなので小走りの私に大股で駆け寄る。人に追いかけられるのって結構怖いんですね。ギャーッとか言いながら走ってしまった。最終的には爆笑で終わったから良かったけど、時刻は深夜一時、ぺらぺらの服を来て走る私(女性)を追いかける友人(男性)の図では、パトカーでも通っていたら終わっていただろう。

わたしは、もうわたしの身には楽しいことは起こらないと思っているのだが、たまに人と笑いあえる日は、それはそれで嬉しい。

いつか、また。


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