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#029 学級からリーダーをどう育てたらいいんだろう

新年度が始まりました(休校中だけど・・・)。

どのクラスも仲が深まり、本来の年度であれば、そろそろ「素」の自分を出す生徒が増えてくるのではないでしょうか。しかも暑さや部活動の疲れなどでイライラがつのり、落ち着きのないクラスも出てきます。

今日はクラスを経営していく中で、「いかにして自治のクラスにするか」「いかにして学級からリーダーを育てるか」自分なりにまとめたいと思います。


クラスからリーダーを数多く輩出させる方法①

できるだけ生徒に任せる
自分のクラスでは学校にある数多くの活動を生徒に任せるようにしています。委員会決めや席替え、集会の整列指導や給食の片付けまで、できるだけ任せるようにしています。これにより、生徒は他人を動かすことの難しさを知り、自主性やリーダーシップが伸びていくと考えています。もちろん、放任ではいけません。 できるだけ担当生徒と事前に打ち合わせをして、活動を見守ります。うまくできたら褒め、できなかったら軌道修正してやりながら、なぜうまくいかなかったのかを伝えます。経験上、合唱コンクールや体育祭などの大きな行事のときだけ生徒を動かして運営しても、なかなか育たない気がしています。大切なのは、普段からどれだけ生徒を動かしていけるかだと思います。


クラスから数多くのリーダーを輩出させる方法②

委員会の活動をマニュアル化する
自分の学校の生徒は、美化委員会や交通委員会など必ず一つ所属しなければいけません。普段、あまり仕事のない委員会もありますので、一つ一つの委員会に仕事を提示し、活動を促します。
例:美化委員会は金曜帰りの会後、掃き掃除をして帰宅する。図書委員会は、水曜日帰りの会後、学級文庫の数を確認し、整理整頓してから帰宅する、など。


クラスから数多くのリーダーを輩出させる方法③

学級のどこかに校則を明文化した冊子を置く
我々は教育基本法、地方公務員法など様々なルールの中で仕事をしております。生徒にとっては、校則がそれに当てはまりす。生徒の立場にすると、校則で学校は回っているのです。逆に言うと、それを意識できないと生徒が増えた場合、クラス経営が根底から崩されます。クラスが崩壊した場合、立て直しには数ヶ月以上かかるかもしれません。少しでもその可能性を低め、生徒に少しでも校則を意識してもらうため、自分は学級内に校則がすべて書かれた冊子を設置し、いつでも参照できるようにしています。生徒から何か校則に関することを質問された場合、すぐにそれを見られるので便利です。

ではでは。

あとんす。


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