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子宮系ムーブメントと私
はじめに伝えておくが、今の私はいわゆる「子宮系」にも「アンチ・ウォッチャー」にも該当はしていない。(一部ウォッチャーは私のことをいつまでも信者・カモとしておきたいらしいのでもう何も言わないけど)
その上で、今まで自分がハマっていたものや考え方の変化を書き綴っておこうと思う。
ハマっていた発信者と経緯
一番最初に変化のきっかけになったのは2015年5月、仁さんこと心屋仁之助さんの著書とブログを読んだことだ。
あの当時は勤めていた接骨院で院長・院長夫人に対しものすごく気を遣って働いており、臨月間近でありながらずっと立ち仕事をしてストレスもたまっていたにも関わらず「平気です」って顔して無理をしていたので
彼の本やブログにとても救われたのを覚えている。
出産後半年過ぎたあたりで子宮委員長はるちゃん、小原綾子さん、藤本さきこさん、山村沙織さん、Happyさんのブログをよく読むようになった。山村沙織さんの元で数秘を学んだ人からセッションをしてもらい、家族との付き合い方が変わったのも私の転機になった。
(山村沙織さんとは直接やりとりしたことは無い)
その後、スマホゲーム(乙女ゲー)にハマり二次創作やオタ活に専念するためいったんFacebookのアカウントを削除。楽しい同人小説生活が始まった。
起業グループに参加し副業開始
2018年に入ったあたりで、知人の所属している起業グループに参加。約半年在籍したが方針に疑問を感じたのと小額商品しか売れないので脱退した。パーティでいろんな人から2ショット写真を頼まれるのが苦痛だったのを覚えている。
初めの一歩を踏み出すにはとてもよかったけれど、「いいね代行」や「フォロワー増やし」「コメント活動」などの行動が苦痛すぎた。コバンザメ商法というのも気持ちが悪く、それを推奨して盛り上がっている姿にも疑問しか感じなかった。
ちなみにそのグループのトップと初めて会ったとき、私の渡した名刺をそのまま置いて帰ったのは衝撃だったし、グループを抜けて即お友達解除したのも衝撃だった。
そんなときに現れたのが「自分ビジネス」だったのである。
自分ビジネス開始
お金や顧客のいいなりになっているのは雇用されているのと一緒、という考え方に魅力を感じ、私は自分ビジネスに参加する。しかし特別コミュニティが存在するわけでもなく、元の起業グループつながりの人たちとも縁が薄くなったので(その程度だったとしか言いようがない)売り上げはなかなか立たなかった。
そんな中、同じ自分ビジネスを購入していた人が主宰している「高額メニューを作って売っていく」というコミュニティを発見。お金に困っていたのと、以前のグループでワンコインや1000円前後でしか買ってもらえなかった私は「自分ビジネス」という共通言語を持っていることにすっかり安心してそのグループに参加。
ところがそこには以前のグループでとても嫌な思いをさせられた人がおり、しかも中心人物としてかなり幅を利かせていたため私は一気に不快度が増し結局参加できなくなってしまった。そのグループの参加料は高額だったので今も払い続けている(もうすぐ完済予定)
キュン柴参加からの変化
キュン柴という自分ビジネスのグループに参加したことで私のビジネスは一気に加速した。加速したと感じた要因は二つ。
一つは、高額商品が売れたこと。一時期は3000円でも寄り付かなかったのに、キュン柴では30000円でも売れた。それがいいことか悪いことかは別として、商品をその金額で買ってもらえた体験は私にとって貴重だった。
二つ目は、知名度が上がったこと。幸いにも、活躍していた人たちからのご縁もたくさんあって、やりたいことや夢を叶えるきっかけにつながった。この頃、ウォッチャーという存在を初めて知り、小競り合い的なものもあったけれど結局無視すると決めてほぼ収束。しつこく粘着しているアカウントを除けばもう誰も話題にしていないはずである。
商品と人間性は別
私は、商品と人間性は別だと思っている。人間性が良くても商品に興味がないものもあれば、その逆もある。どっちも興味ないものもあるし、どちらも興味あるものだってある。
しかし、相互が影響することは基本的に無い。
私は、八木さやちゃんの「億女の鑑定書」は、到着が遅くてものすごく腹が立ったけれど鑑定書自体はとても良かったし満足した(それに対しなぜかウォッチャーがしつこく絡んでいた。おそらく遅延に対し文句を言っていた私がアンチ側に来るんじゃないかと期待したんだと思う・笑)
他にも、気に入って使っていた商品はいくつかあった。BLESS GARDENの一番最初のCDはいい音楽だと思う(心臓の鼓動が気持ち悪いという人もいたけど、鼓動なんて大体みんな同じ音だしああいう効果を狙って使う作品…スティーブ・ライヒとか…もあるから気にならない)
でも、彼女の人間性に関しては疑問に感じることが(特に最近)多々ある。生き物の取り扱いに関してはまったくもって理解できない。いい悪いではなく、私は理解できないというだけだが。
バンジーと刹那的生き方のさじ加減
バンジーを飛ぶことがすべて悪いとは言わない。人にはコンフォートゾーンというものが存在し、そこから出ない限り変化や成長は起きないので、そこから脱するためのバンジーは重要だ。
しかし、仁さんファンや八木さやさんファン、Happyさんファンの一部の人たちの「バンジー」は、自分の着地点を見ずに飛び降りている人が多いように思う。それは、発信者たちの「飛び降りる瞬間」と「飛び降りた後の結果」しか見てないからじゃないだろうか。彼ら(発信者)は想像以上に計算して飛び降りている(ことが多い)と私は推測している。
今を生きる、という言葉もとてもあやうい。もちろん、今を見ずに別のことばかりフォーカスしているのはブレているとしかいいようがない。
決断と行動をするときに、後先を考えると尻込みしてしまったり、打算的になってしまったりすることは確かにある。
でもそれは、考えなしに進むこととは違う気がするのだ。
ウォッチャーやアンチスレの人たちから、いわゆる「踊り子」と呼ばれる人たちは、着地点を描かないままその場限りで派手なパフォーマンスをしているから揶揄される。その割に結果も出さない。ストーリーを書くとき、記事を書くときもまず「構成・プロット」が大事だということを生きて証明してくれているなと思う。
最後に
現在、私は自分ビジネス関連の発信者たちの投稿はほぼ見ていない。去年の暮れ頃だったか、自分ビジネス応援ナントカというコミュニティにいたこともあったけれど、発言が矛盾だらけの人や情緒不安定な人が多く、うんざりしてやめた。
今は、在宅ライターとしての仕事と近所のバイト、ストック型の構築をしつつ表現の勉強や情報を得て生きている。私は私の人生のプロットと着地点を考えた上で、今こうして進んでいるから満足だ。もちろん、過去出会い、学んできたことは一つも無駄にならなかったな、と感謝している。
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