さわださん

スナック青一 Eye Openers vol.3 『Learning storytelling and personalities from Pixar and childhood heroes 』(2019/08/09)

外資系広告会社マッキャンエリクソンのプランニング部が運営する「スナック青一」ですが、隔月でランチ時間にも開店し、Eye Openerというセッションを行っております。普段の業務には直結しないものの、新らしい視点が得られるあらゆるものを取り上げて、社員同士でディスカッションします。

Vol.2:Learning storytelling and personalities from Pixar and childhood heroes

もうすぐお盆休みで夏休みの方も多いため、夏休み企画としてトイストーリ4、アラジン、ライオンキングなどの映画にちなんで、人々を魅了するストーリーテリングと、小さい頃に見るキャラクターの影響の2つをテーマとしたTED動画を鑑賞しました!

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夏休みの人が多い中、意外にも多くの人が参加!嬉しいです。

1つ目の動画はこれ!「トイストーリー」「ウォーリー」などピクサーの数多くの映画の制作者であるアンドリュー・スタントンさんによる「すばらしい物語を創る方法」。

視聴後には10分間、”自分がプレゼンをする際どうやって見る価値があると思わせる工夫をしているか?”についてグループディスカッション!画像2

今回はミズーリ大学の学生も研修の合間に来てくれるなど、立場や役職の異なる参加者で面白い意見が数々と。いくつかをご紹介します!

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このグループからは「ふむふむ→えっ!?というリズムづくり、聞き手を旅に連れていくように楽しく誘導する、聞き手を質問や問いかけで巻き込む」といった意見が出ておりました。

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こちらのグループでは「冒頭に相手が本当に抱えている課題を一文で強く提示することで、プレゼンを一貫した答え探しのジャーニーへと変身させ、興味を煽る」、

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学生グループからは、「話すストーリーは未完成の状態にして、聞き手が想像する余白を残す」といった意見も出ておりました!

工夫しないと中々プレゼンってちゃんと聞いてもらえませんよね... こういったものを盛り込んで頑張っていきたいものです。

2つ目の動画はこちら!

NPOの学校法人のコミュニケーションディレクターでありながら、2児の父であるコリン・ストロークスさんが子ども向け映画の物語がいかに偏っているか警鐘を鳴らし、自身の子どもにどんな物語と触れて欲しいかぬついて語っております。

残念ながら、一つ目の議論が白熱しすぎたため、2つ目は動画視聴のみでタイムアップとなってしまいました。しかしながら、中々深いテーマです。お子さんをお持ちの方は是非観てみてください!

大ヒットしたアラジンも、ジャスミンの「スピーチレス」という力強い歌が加えられるなど、女性のガールパワーを提示する物語が増えていますよね。
近い将来には男の子が従来のヒーローのスタイルではない、人に頼って、自分も頼られ、ときには力強い女性リーダーの良き理解者となるヒーロー像に触れられるような作品が出てくるといいですね!

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夏休み企画ということで軽いテーマを選んだつもりが、意外にも普段の業務にも非常に参考になる熱い会となりました。