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スナック青一 Eye Openers vol.5 TED鑑賞会『SUSTAINABILITY 』(2019/11/28)

外資系広告会社マッキャンエリクソンのプランニング部が運営する「スナック青一」ですが、隔月でランチ時間にも開店し、Eye Openerというセッションを行っております。普段の業務には直結しないものの、新らしい視点が得られるあらゆるものを取り上げて、社員同士でディスカッションします。

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさん(16)が2019年9月23日にニューヨークで開かれた国連気候行動サミットに出席し、地球温暖化に本気で取り組んでいない大人たちを叱責したことは日本を含め、世界中にインパクトを与えました。

そこで、今回はグレタさんのTEDトークを含む、サステナビリティに関するTEDを2本鑑賞し、参加者の方々と一緒に議論を行いました!

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まず一本目は2018年のグレタさんのTEDトーク、「気候のための行動への心開かれる訴え 」を鑑賞しました。彼女の発する言葉は、力強いです。

この動画でグレタさんは、環境問題に対する解決策は既にもう出尽くされており、私たちはただ世界は良くなっていくことを願うことをやめ、その解決策を具体的な行動に移すしていくことが今何よりも求められていることを強く訴えております。

そして二本目はデザイナーであるレイラ・アジャラルーさんによる「紙はプラスチックに勝る?環境の民間信仰を考え直す 」を鑑賞。

この動画では、デザイナーであるレイラさんの視点から、どうやったらデザインで環境問題対策に貢献できるのかについて語っていらっしゃいます。

この2つの動画を鑑賞した後に、今の日本の人々やブランドの環境問題に対する温度感、また、私たち個人、またはマッキャンワールドグループとしてどんなことができるのかについて意見交換を行いました。
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やはり日本の中での環境問題に対する温度感は欧米に比べて消費者・企業ともに熱がまだそこまで入っていないという声が多く上がりました。しかしながらキャンプやサーフィンなど、自然と関わる趣味を持っている人は少し意識を持っているようです。

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マッキャンワールドグループとしての大きな論点としてはやはり、消費自体が環境に良くないという広告代理店としてのジレンマでした。

そうでありながらも、私たちも自身の仕事を通して、お客さんとなる企業向けにマッキャン独自の調査Truth Studiesを通して環境問題に関するデータや示唆をクライアントにシェアする、また、忠告ではなくアイディアを使って環境を守りたい、守らなければならないと自然に思ってもらえるような施策をしていくなど、我々にもできることがたくさんあり、そういった取り組みを私たち個々が普段の業務から大切にしていかなければならないということを再確認することができました。

参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!