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まいにち

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つまらぬものですが(つまらなくはない)
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#随筆

牛川いぬおさんの書籍化がうれしい_20190620

Amazonで予約注文し、発売日を待ちに待っていた本がやっと届いた。牛川いぬおさんの「毎日、牛まみれ」。 さて、牛川いぬおさんをご存知だろうか。 もしまだフォローしてないなければ今すぐにフォローをポチってほしい。同時にAmazonで本もポチってほしい。牛かわいいから… 牛川いぬおさんは、酪農業に勤しみながら愛くるしい牛の絵やマンガエッセイを描いている方。詳しいプロフィールや酪農に至った経緯などは、ご本人のツイッターやこの本をぜひチェックしてほしい。 数ヶ月前、なにかの

どう考えても私の食欲がバグを起こしている_20190619

5月の終わり、とんでもなく暑かったのを覚えているだろうか。あのあたりからわたしの夏バテははじまっている。はじまっていた。ネタで「夏バテはじめました〜」、なんて言っていたけれど、まさか本当に夏バテするなんて、という気分。 主に、食欲がない。 いや、確かにおなかはすくんだけれど、食べようと思うと食べる気になれない。わりと致命傷。なぜならわたしは食べることが好きだからである。ふだん食欲もりもりのわたしが食べる気にならないなんて、やっぱりおかしい。夏の脅威を感じざるをえない。

動物園と呆気ないわたしのこと_20190616

訳あって、本日はひとりで動物園をさんぽした。それは幼少期のわたしが通っていた保育園の近くにあって、ことあるごとに足を運んでいたおもいでの動物園。十数年ぶりに、なんとなく来てしまった。こんなお天気な日曜なのに人はまばら。その場にいる動物の数の方がきっと多いだろう。園内にはカップルなどおらず親子連ればかりが目立ち、もちろん、ひとりでルンルン徘徊するような21歳はわたし以外にはいなかった。 田舎の緑のなかにたたずむこの動物だらけの世界を、あのころはもっと大きなものだと思っていた。

12連勤の反省まとめ_20190614

本日やっと12連勤おわった。わりと、意外と、ゆるりとおわったぞ。 5月の後半は10日間なにもかもをおやすみして京都で過ごしていたのだけど、その反動で、6月前半は思いがけず12連勤。学生時代は学校行ってさらにバイトしてなどという鬼のような日々でも意外とへっちゃらだったのに、休むを覚えたいまのわたしにはちとしんどかった。以下、12連勤の反省。 ・こんな働く必要なかったのに馬鹿みたいにシフトを入れた。 ➡︎シフトを入れてしまうクセ、やめましょう ・昼職フルからの夜の飲食バイト

食欲がよくわからなかった日_20190610

今日は朝から雨がしっかり降っていて、目が覚めた瞬間から外気の湿気を想って鬱々とした。三日間、あまりゆっくり寝れなかったせいで化粧も落とさずに眠っていて気づいたら朝だった。というか、昨日投稿したものも書き途中で力尽きた。目覚まし時計かけてなかったのに七時に起きれたのが本日の救い。 しかし今日、雨よりも残念だったのは、昨夜疲れてるのにもかかわらずちゃんと作ったお弁当(という名のタッパーに詰めたおかず)をお昼に食べれなかったこと。会社に持ってったはいいけど、食欲なくて夜に持ち越し

帰りたくなる家がある_20190609

金土日、家からとおいトコロで働いていたのでひさしぶりに家に帰ってきた。お酒ものまず、電車も寝過ごさず、駅前のコンビニで無駄買いもせず、雨のなかをすたすた歩いて帰ってきた。 玄関あければ猫の鳴き声と家のかおり ひさしぶりに帰る家にはかおりがある 引越し当初からの古くさいかおり すっ飛んで出迎えてくれる猫をだきしめると「おうち帰ってきたぞ〜〜〜〜!」という実感があるので、いつもそうしている。今日もそうした。わたしが留守にしたあとはべたべたに甘えてくるのがまたかわいい。 もう

三度目の鮎の季節_20190605

調理の専門学校へ入学してすぐ、担任の先生がバイト紹介するよと内緒で連れてってくれた割烹屋の料理に惚れ、気づけばそこで働いてて、なんだかんだ鮎の季節も三回目。(サムネはこないだ焼いてもらった稚鮎。泳いでいる形) 新宿のはじっこの、しずかな割烹屋さんで、わたしは看板娘をしています。 というのも、夜勤務しているちゃんとしたバイトがわたししかいない。働くときは板前たちと、あとはわたし。いつも女ひとり。自然と看板娘になった。それ故、とても自由に働かせてもらっている。シフトも無くて、

女ふたり暮らしの食費節約策_20190604

去年の夏の終わりからわが家に住んでくれているかわいい同居人だけれど、あいかわらず最近もゆるりとしている。 ちなみに、わたしと同居人、ふたりともフリーター。そしていまわたしたちが直面しているのが「金欠問題」。それなりに稼いではいるけれど、生活費も払って、遊んで、何気なくクレジットカード切ってたらいつのまにか数字が見えなくなっていた。アハハ、笑えない。 そう、これはかなり深刻。共に住み始めてから波風も立たずわりとなにも無く過ごしてきたが、ここでついにわたしたちの第1ビッグウェ

捨てた_20190602

あたらしい本が増えてきたので、自宅のちいさな本棚を整理した。 わたしの本棚にはいつか読んだ本、まだ読んでいない本などと一緒に、過去使っていたノートや手帳ものこしてある。あたらしい本を並べたいから、本では無いものを処分しようとおもってひとつひとつ手にとってみた。 2014年からの手帳がすべてのこっている。日記ではなく、予定を書き込む手帳なので文章などはあまりない。当時はなにして生きてたっけとたまに開いて懐かしんだりしていた。手帳にはときたま、その時は大事だった紙切れなどがは

お金のつかいかたを考える_20190531

お金のつかいかたを考える。 わたしはフリーターなので自由につかえるおかねがたくさんあるわけではない。自分で稼いだおかねを、家賃と、光熱費と、食費に充てる。それで残ったものが、わたしの自由に使えるおかね。わずかになるほどそのおかねの価値は高くなるもので、欲しいなと思った洋服やアクセサリーを買おうか買うまいか、頭がおかしくなるほど悩む。どちらのほうが似合うか、どちらのほうがウキウキするか。わたしは悩むのがわりと好きだ。 学生の頃、それはよくバイトをしていた。飲食店でのバイトを

きれいであることを求めすぎている_20190529

他人に自分の理想や観念をおしつけて、勝手に、きれいであってほしい若しくはきれいでいないといけないなんて、求めすぎてはいないだろうか。もちろんきれいな人生を送るに越したことはないかもしれないけれど、人間そんなうまくはいかない。それに、かつて並べた言葉たちはどれも、きれいな部分から生まれたものではない。心臓と肺のちょうどすきま、なんだかよくわかんないところがふつふつとする感覚がいつだって必要だった気がする。拭えないような濁りの、泥臭い部分が、わたしは人間らしくていいなと思う。もし

好きなことにめいっぱい_20190526

今日もとても暑かった。 京都を発ち、バスのなか。 大切なものや守らなくてはいけないものがあればあるほど、じぶんの気持ちを抑えなくてはいけないことが、大人には山ほどあるのだと思う。大人だから。もう子供じゃないから。でもわたしはもう、じぶんの気持ちを抑えないことがどうしたってなによりも大切で、これからもずっと、自分を守らなくてはいられないんだなと感じる。それ以上に愛せるものや、おちつくと思えることがない。自分がいちばん大事でほんとうにごめんなさい。これは子供っぽい?大人になるた

肌に合う生活_20190522

京都での生活 朝、シャワーを浴びて、髪をかんたんに乾かす。ようやく結べるようになったショートボブをくしゃっとまとめるだけでいい。まとまりきらずにおちてきてしまう横髪は気にしなくたっていい。 気にしない、というのは決して、ないがしろにするという意味だけではない。ここでは、着飾らなくてもいい、という意味だ。うまいぐあいに着飾って、つよくおおきくきらびやかにみせずとも、そのままのわたしを受け止めてくれるようなやさしい感覚がここにはある。 東京で暮らすわたしはいつも、ぱんぱ

自分のなかの、性質の話_20190521

恋愛が苦手。 ずっとそうかと言われれば、ずっとではないけれど、「恋愛」が「恋愛」として成立するようになった歳のころからわたしはとことん恋愛下手だ。 なんといえば伝わるだろう、 相手から向けられる恋愛感情が苦手。 友人知人に好かれるのは、もちろんとても喜ばしい。けれども、友好的な好意だと思っていたような相手に、ふと、恋愛感情を向けられたりなんかすると、唐突に相手に対する生理的な拒否をしてしまう。拒否がはじまれば、どうにもこうにもコントロールは効かない。 これがわたし。