僕は君のHカップに他のものとは違う特別なものを感じているんだ。今まではそれが何かわからなかった。でも、今日晴れた青空を自由に飛び回るヘリコプターを見てそれが何か分かったんだ。 ああ、Hはヘリポートなんだと。この世の全てを覆い隠してしまうほど大きな君のHカップはヘリポートなんだと。もう、ヘリ着陸できちゃうじゃんと。 これが今の俺の気持ち。返信待ってます。
晩秋を感じる末枯れた森を抜けると、そこには女がいた。 無数の背の伸びた木々が太陽の光から彼女を包み隠すように存在していた。向日葵色のオフショルダーに身を纏われた白い肌と対照的に漆黒の長い髪の毛を靡かせている。 「あなたのことをずっと待っていたのよ。何年も何十年もここに来るのを待っていたの」彼女は無表情にそう言った。 「分からないな。僕は君に会うのは初めてのはずだし、そもそも僕は17歳だ。何十年も待っているということはつまり僕が生まれる前からということになるじゃないか。それに