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UberEatsの配達員になって気がつくこと〜配達初心者編

上が前回記事です。配達初日の感想やいくら稼いだかみたいなものをまとめています。今回は前回記事の続きで、主に配達上でのことを書いていこうと思います。

近距離でも油断は禁物

道路を挟んで向かい側でも、東京の道はかなり大きく横断禁止な仕様になっていて渡れないことも多数あります。回り道になるケースも多々あり、交差点も右には回れない仕様とかそういうものは行ってみないとわかりません。

そして受け取り店舗が高層オフィスビルに入っていると何階のどこのフロアにあるのか検討もつかないことがあります。これでかなり時間のかかるケースがあります。届け先も高層ビル内で迷うケースも多々ありました。だから距離にして直線距離にして500mだけど3倍近い移動距離になったケースもあります。

この配達、道路を挟んで向かい側のビル内へ配達なのですが、すごい距離がかかってます。配達中のビル内の私のGPS位置が目まぐるしく転々としたためこうなっています。

しかも隣ではありますが横断禁止の道路で中央分離帯に柵があるので歩道橋を自転車を持ち上げて渡っています。迂回してもいいのですが早く配達した方がいいと判断したためそうしました。

頼む人のライフスタイルが垣間見られる

UBEReatsユーザーはしばしばタワ―マンションや高層オフィスの高い階層の人がいらっしゃいます。高級ホテル並のラウンジとかロビー、高層階の絶景などいろいろな景観を配達しながらではありますが楽しむことができます。

もちろんそこでくつろぐなどはご法度です。当然ですが私は配達を済ませたら速やかに建物をあとにします。

タワーマンションに住んだことないのでいってみて驚いたことがいろいろあります。住環境はホテル並のサービスが行き届き素晴らしいのですが、いかんせん外出するのには不便と感じます。

タワマンは入り口すらわからない

パッと見て入り口とわからない作りのものが多いです。
壁にしか見えないもの、塀にしか見えないもの。材質も深い色の木材、石材いろいろです。住んでる人だけわかればいいのですから当然と言えば当然です。

棟がいくつかあり迷うケースもあり、搬入には許可がいるケースもあります。躊躇うことなく受付なり、防災センターを探して聞くのが一番早いです。

建物ごとにローカルルールがあり初見殺しだらけ

また入り口はあっても搬入は防災センターで受付し、非常用エレベーターより行わなければならないなどセキュリティーの厳しいところも多々あります。この非常用エレベーターはひとつしかたいがい稼働しておらずいろいろな業者が使うのでかなり待ち時間を要したりします。

また台車の搬入でなければ表からの配達がOKなところもあるので場所によりルールはまちまちです。エリアが決まっている他の配達業者はこういったルールを共有しているのでしょうが、われわれはそういったことができないのでひとつひとつ覚えていくしかありません。

高層階へのエレベーターは気を使う

自分の配達する階にとまるエレベーターかチェックしないと時間ロスにつながります。低層階行き高層階行きと行き先が違うもの、奇数階偶数階に別けれているもの。いろいろなパターンがあります。

高層オフォス日中であれば混雑するエレベーターもあるのでUBERの緑のかばんを持って移動するのはあまり得策ではないかもしれません。
また自分の運んでいるオーダー以外にもビル内でさまざまに別のオーダーをしている人がいる可能性があり「もしかして私のオーダーじゃないか」と話しかけられることも多数あります。渡し間違いに注意です。

エレベーターの位置すらわからない

エントランスからエレベーターが離れているケースも多いです。
オフィスビルと併設の場合特にわかりづらいところにある場合が多いです。
エレベーターがあっても複数のエレベーターがあって部屋番に通じているかわからないケースもあります。

住居フロアのエレベーターでまず住居フロアエントランス階にいき、そこからまたエレベーターがあるというケースもあります。
中にオフィスみたいに受付の係の人が数名いるため部屋番をいって適切なエレベーターを案内してもらいましょう。

エレベーターを使うのにカードキーが必要などの特殊なセキュリティのあるものもあります。お客さんに確認するか、エントラスあたりの居住者や配達員に聞いてしまうという手もあります。

理想は建物内より玄関口で渡すこと

早く配達を終わらせてしまうのが効率がいいです。ですから建物内を迷うのは効率がよくありません。できればエントランスや建物前で渡せるカタチが最高です。

お客様はUberアプリから配達員の位置を確認できるようになっています。お客様によっては到着と同時に出てきてくれる人がいますが、たいへん助かります。

オフィスなどで「今本人が会議中なので〜」と知り合いに渡すケースもありますがこれでBAD評価をつけられた人もいます。気をつけましょう。

ドアの前に置いといてくださいと言われることもあります。配達員としてはとてもありがたいのですが、いかんせん食べ物を地べたの上においていくのは気が引けるので自前で紙ナプキンを用意して敷いたりしています。

大使館に入れるとかは幻想

ネットのどこかの記事で◯◯国大使館みたいなところに配達にいったというレビューが書かれていたのを見ました。普段は入れないタワーマンションに入れるのはいろんな発見があったので、大使館にもはいれるのではと期待していました。

そして案の定、某国の大使館からのオファーがあったので期待の気持ちをふくらまして行きましたが、建物につくなり警備員さんに呼び止められました。そして事情を話すと渡してもらえるとのことなのでそのまま渡して帰ってきました。まあ、考えれば当たり前ですね。セキュリティの問題で入れるわけがない。

しかしいつも大使館の前で厳しい顔をして立っている警備員さんが優しく話しかけてくれたのはすごくいい印象を持ちました。

たまに「ありがとう」と言ってもらえることが一番うれしい

この仕事はあまり笑顔は期待できない仕事です。自分の住所と住んでいる場所を明かす危険があるので警戒心も高く当たり前ともいえます。

むしろお店の人の方が優しいです。また、UBEReats のかばんを背負ってると歩道とかで自転車なのにかかわらずゆずってくれることが多いです。
歩道はあくまで歩行者優先だと私は思うので気が引けます。

そんな中たまには「ありがとう」と言われることもあります。そんな一言がたまらなく嬉しく感じます。

きちんとした住所が書かれていない場合や間違っていることも多い

ちょっとでも怪しい時は出発前に電話やメッセージで伺うべきです。

これが問題の配達です。住所が欠落していました。とりあえずピンしか刺さってない地図を便りのそこに行くと見当違いであることが発覚。急いでお客様で電話するもつながらず。3回ほどでやっとつながる。しかし住所をきくと全く見当違いの場所であり、配達にかなりの時間を要してしまいました。

しかもこの配達一回転しているところがありますが、これは私のミスです。蓬莱橋交差点は横断歩道も自転車横断帯もない交差点だったので別の場所から渡ろうとしてウロウロしているうちに一回転しています。正解は歩道橋を渡るだったのですが配達初日の私は知らず焦っていました。

出発の前は住所に不備がある場合しっかり聞き出すことが大切です。建物名やその部屋番号やオフィス名、建物の入口は東西南北のどちら側にあるかきちんと確認しましょう。

2件配達の場合は1件目の住所間違いは大きいです。ただでさえ2件目のお客様は待たされているのですから、かなり気を使います。

丁寧に配達メモを書いているとテンションがあがる

お客様のなかには目印や、配達員が迷わないように建物のそばに見えるものなどを書いている人がいます。

基本的に時間がかかるのは指定住所内に複数の建物がある場合なのでこういった気づかいがあるだけで配達への気持ちもグッとあがります。

20分以内に配達できなければ遅いと思われることも

実際たのんですぐに食べたいもの。履歴を見る限りだいたいが配達に20分以内に終わるように工夫されている用に感じます。

セキュリティのしっかりしたタワーマンションや高層オフィスはどんなに慣れていても建物前から受け渡しまでさらに5〜10分くらいかかります。

こういった場所に住む人は慣れているのでしょうが、お待たせするのはやはり良くないと思えます。場合によっては「配達の遅れ」とみなされてしまうので、常にお客さまとコンタクトを取ることが大事になってきます。

30分を超えるとBAD評価をもらいやすい危険帯域になります。注意したほうがいいでしょう。お客さまからみると注文から配達まで30分前後くらいになるようです。たしかにこれより遅いと次回注文したい気持ちが失せます。この配達の遅れ等によるBADをふせぐ方法はいくつかあります。それらは次回解説していきます。

本当に配達員なのか疑われることもある

逆にお客様の想定よりずっと早くて、インターホンで呼び出しても居留守を使われたり、確認されたりすることもあります。

GPSで私の位置はお客様に筒抜けなはずなので、初めてのお客様なのかなと感じます。このようになにかとこちら側は信頼がないです。だからコミュニケーションはばっちりとりましょう。

...今回はここまでにします。次回は時間帯別のニーズについて語りたいと思います。

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