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ひきこもり先生2

2021年に放映された「土曜ドラマ・ひきこもり先生」のシーズン2が12/17と12/24に放映された。今回は2話完結だったけど、前回同様心温まる話で、とても良かった。最初は小バカにされてるけど、徐々に生徒に慕われてくる上嶋陽平のキャラが良い。彼は一般常識として理性的に流して(隠して)しまいがちな、「思い・気持ち」の変化をおかしいと気付き、口下手(コミュ障)ながら頑張って表現するところに感情移入してしまう。実際、あんなひきこもり11年生がホントにいるとは思えないが。。。
上嶋陽平役の佐藤二朗さんは大河ドラマや歴史探偵などNHKで色々活躍されているおり、色々な役柄を熟せる俳優さんで凄い。

コ○ナの影響で色々我慢しながら気持ちを表現できない子供たち、理性で耐えながら自分の気持ちを偽っていることを忘れてしまっている(気が付こうとしない)大人たち、みんな生きづらくて、苦しくて、余裕がなくなり、弱いものを虐め・押さえつけて、自分の気持ちを何とか保とうとする社会構造をうまく表現していた。
・第1話では一般生徒が不登校クラスの生徒に対する虐め、生徒がホームレスを襲撃
・第2はでは「生徒のため」と言葉にはするものの、教師や親の都合による考え方を生徒の意見を聞くことなく押し付け
など。


2年前に比べれば、世間でも各種イベントが開催されるようになり、多少は良くなってはいるが、特に子供たちにとって、入学・卒業式、遠足・修学旅行、体育大会、合唱コンクールなど学生時代に同級生としかできない行事が制限されてしまうのはホント可哀そう。

コ○ナは次から次へと変異を繰り返して、完全に収束するってことはなさそうだから、早くインフルエンザみたいな扱いになってほしい。

来年は、皆が心に余裕が持てるようになり、少しでも他人の気持ちを考えられる優しくなれる世の中になってほしい。



#NHK
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#シーズン2