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どうしてそのアーティストにハマったのか?

人それぞれ好きになるアーティストのとっかかりは様々だろう。だいたい両親、兄、姉、年頃になれば友人や彼氏、彼女の影響もあるだろう。

小学生の頃、低学年の頃は周りはたのきんトリオ、高学年からはシブがき隊や少年隊、光GENJIに夢中だったが、あまり歌謡曲やアイドルにハマる事もなく、なんとなく聖子ちゃんより明菜ちゃんが好きと言うくらいで小学生時代を過ごしていた。父はリチャードクレーダーマンと石原裕次郎が好きで、ピアノでグレーダーマンの曲を弾いていた。石原裕次郎全集的なLPもあったのだけど、TVでしか聴いたことがない。当時、まだケーブルTVもなく海外アーティストの曲は父のラジオから流れてきてたのを覚え、1番最初に買ったのはマイケルジャクソンのスリラーが入ったカセットテープだった。後にWAM!やマドンナも買った。一人っ子の小学生にしてはマセたお子ちゃまだったと思う。いま振り返ると、おそらく私の好きな音楽のとっかかりはラジオとTVのCMだったんだと思う。

中学生になるとバンドブームになり、友達と毎週のようにレンタルレコード屋へ行きダビングテープにバンバン録音していた。懐かしい。BOOWYとREBECCAは大好きだったので、ちゃんとLPを買っていた。多分探せば実家に全部揃ってると思う。プレイヤーがないので聴けないんだけど。

長女は今、同級生の彼からおススメされたBUCK-TICKにどハマりしている。ママ、BUCK-TICK知ってる?と言われた時は正直驚いた。知ってるも何も、私が中学の頃デビューしたバンド。メンバーは全員私より年上だ。私は父親より年上の石原裕次郎にはどハマりしなかった。音楽性の違いもあるだろうけど、お父さんより年上のアーティストにハマる事はなかった。なんか不思議な感じがする。そもそも、長女の彼は何故BUCK-TICKを知ったのだろう?因みに彼の推しはL'Arc-en-Cielだ…。そして彼の母は熱狂的な小田和正推しらしい。長女はやっぱりと言うかアニソンとボカロにも詳しい。

そう言えば、中学の頃、同級生の男子が今日は母親とサザンのライブへ行くと言ってた時も、母親はなんて若いんだ!と思った。それに、親子でライブにもビックリした。今は親子でジャニーズ好きで一緒にライブも珍しくはないけど。

次女はV6が好きだ。トニセンの3人は私より年上だ…。私の母はジャニーズファンではなかったが、例え母がジャニーさんのファンでも一緒にライブは行かなかったし聴かなかっただろう…。洋楽ではミュージカル系が好きでよくカラオケで歌っている。家は比較的よく映画をレンタルして観てるからだろう。高校の時の合唱コンで隣のクラスが担任のゴリ押しでOh Happy Day(天使にラブソングをバージョン)を歌う事になったらしいが、クラスの大半がその歌を知らず最初みんな何この曲ってポカンだったからビックリした。と言っていた。私が歌いたかったわ!羨ましい!とも。

高1の息子はどこで覚えてきたのか、グリーンデイとボンジョビが好きだ。息子が低学年の頃ジャクソン5のABCを聴いていたら、マイケルジャクソンじゃね?と言ってきた時も驚いた。その時たまたまABCを聴いただけでMJをヘビロテしてた事もない。姉達は聴かないので、何がどうなったらそこへたどり着くのか。私も若い頃はマイケルもグリーンデイもボンジョビも聴いていたけど、息子と一緒に聴いた記憶はない。息子の友人は坂系アイドル好きが多いらしく、息子自身は聴かないが、カラオケで盛り上がるとかで、よく知っている。

私も3人の子ども達も共通して好きなアーティストは椎名林檎。なのでいつか、4人で林檎ちゃんのライブに行きたい。

私が子どもの頃、アイドルグループなんてどの子も同じに見えると母が言っていて、はぁ?と思ったものだが今になるとその気持ちはよくわかる。もう、私もすっかりそんな年齢になってしまったのだな。

#音楽


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