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徹底解剖!クリエイトシンプルの内部データ

 今回は単発投稿です。クリエイトシンプルに内蔵されている化学物質のデータを抉り出そうという企画です。

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何でこんなにファイルサイズが大きいの?

 クリエイトシンプルはExcelマクロになっているのですが、ファイルサイズにして約2.5MBと大きくなっています。単なるExcelマクロであれば、これほど大きなファイルサイズにならないはずです。

単なるExcelマクロで2.5MB!?
単なるExcelマクロで2.5MB!?

 なぜファイルサイズが大きいのでしょうか?

 答えは簡単で、「クリエイトシンプルの中に化学物質に関する諸々のデータが内蔵されている」からです。具体的には次のようなデータです。

  • GHS分類

  • ばく露限界値(濃度基準値・許容濃度・TLV-TWA・DFG-MAK)

  • 特性値(性状・分子量・沸点・水/オクタノール分配係数・水溶解度・蒸気圧)

  • 皮膚等障害化学物質の該当

  • がん原性物質の該当

  • 濃度基準値設定物質の該当

内部データを取り出そう!

 手順は次のとおりです。要するに、クリエイトシンプルの「SubstanceList」というシートを参照してデータを持ってくるわけです。

  1. クリエイトシンプルを用意します。

  2. Excelで空白のブックを開きます。

  3. 2.のセルA1に次の数式を入力します。
    =IFS('[CREATE-SIMPLE_ver3.0.2.xlsm]SubstanceList'!A1="","",'[CREATE-SIMPLE_ver3.0.2.xlsm]SubstanceList'!A1<>"",'[CREATE-SIMPLE_ver3.0.2.xlsm]SubstanceList'!A1)

  4. A1の数式をコピーします。

  5. A1からCE3330までを選択します。

  6. 選択した範囲(A1:CE3330)に数式を貼り付けます。

注意事項は次のとおりです。

  • クリエイトシンプルのファイル名が違う場合は、数式の「CREATE-SIMPLE_ver3.0.2.xlsm」の部分を正しいファイル名に修正してください。

  • ご利用は自己責任でお願いします。

取り出すとこんな感じ!

 横長で見づらいかもしれませんが、画像を貼っておきます。参考になればうれしいです。

内蔵データ その1
内部データ その1
内蔵データ その2
内部データ その2
内蔵データ その3
内部データ その3
内蔵データ その4
内部データ その4

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