見出し画像

風の時代を考える② ~「地」の時代の収束~

前記事では、12月下旬から本格的に「風の時代」がスタートするということで、「風」って何? てことを中心に書きましたが、じゃあそれまでの「地の時代」は何だったのか?ということを少し振返ってみたいと思います。

前記事で話した、12星座(12宮)を四元素「火、地、風、水」で分ける方法で分類していくと、地の星座は、【牡牛座、乙女座、山羊座】の3つになります。今から遡ること、約200年間は、上記3つの星座の中で、木星と土星が合になるグレートコンジャクション(GC)が起きていたので、そう呼ばれています。

では、「地」の元素の主な象意は何かというと、【物質的(実質的)、感覚性、価値、大地(自然)】

地の性質としては、カタチの中に閉じ込めたり、固めたり、蓄積することが得意です。

私は歴史が得意ではないですが^^;、地の時代が本格化した1840年頃からは、大陸を超えての戦争が増えてきており、大きなものでは、第一次大戦~第二次大戦が起きました。他方、産業革命が連鎖して起こっていて、経済発展が急速に行われてきたでしょうか。

戦争をするということは、自国の富(価値)を増やすために、自国(大地)の境界線(物質的な形)を広げるということでしょうし、或いは自国の影響力を強制的に植え付けて(実質的な形)固めるということになると思います。そして、その戦争をするために、自然界の物質を使って、色々な武器(物質)や脅威になるモノを作ったりしてきたと思います。

他方、個人個人の生活レベルということでは、生活の満足感(視覚的・聴覚的・触覚的・味覚的・嗅覚的)を得るために、色々な技術や地域環境が開発・追求され、色々なモノが作られ、大量生産されてきました。

国や地域ごとに差はありますが、今私たちの周りには、モノがあふれていて、対価があれば、モノを手に入れることは、簡単になっています。そして、モノが多すぎて、消費しきれなく、廃棄されるものも増えていますし、自然界の物質を消費しすぎて、自然界のバランスが取れなくなってきているという現実もあります。

そして、いみじくも、今回のCOVID-19の影響で、社会活動・経済活動の抑制を余儀なくされたことにより、私たちは、自分たちに必要最低限の生活とは何なのか?しなくても生きていける活動は何なのか?逆に、自分にとって大切なモノや人は何なのか?優先順位はどのようになっているのか?を改めて考えなければいけない状況になったことにより、強制的に「地」の力を収束せざるを得なくなりました、

これらは「地」の力が過剰になり過ぎたゆえの反動が起こってきているものであり、「風」の時代に移行するための、必要なプロセスなんだと思っています。

今後、風の時代に移行していくにあたり、「地」の産物がなくなるわけではありませんが、カタチだけ大きいものは風化していくでしょうし、カタチあるものも、一極集中ではなく、分散化していくことになると思います。そして、ため込みが利かなくなるので、余分な消費は抑えられ、「地」の性質のもので残っていくのは、より固有に価値が高いものになっていくと思います。

私たち自身が風の時代に残していきたい「地」の価値は何か?

年末からのスタートに向けて、あと残り少しですが、良く考えていきたいですね(^^)/

#地 #地の時代 #収束 #風の時代 #移行 #星読み

イイね!と思っていただいたら、"スキ♥"をポチッとしていただけるだけで嬉しいです。