トラフェスを振り返る。

10月22日、28日に東京・大阪で開催したトラフェス。23年夏に開催されたタイモブの夏プログラムの参加者の新しいチャレンジを後押しする場であり、自分はその運営部隊の「お祭り部」の責任者を担った。
このノートではそのお祭り部として活動した自分の1ヶ月半を振り返る。

joinの経緯

人生最高潮だったカンボジアプログラム。帰国後、自分の可能性の広がりを実感した一方で、自分は何をすればいいのかが分からずウズウズしていた。
9月9日、yawaraの運動会に参加し、タイモブスタッフと会う。自分に今必要なのは、とにかく経験を積むことと知り、9月14日にお祭り部にjoinした。

9月中の活動

9月14日、join。その時点で既にお祭り部のキックオフミーティングは実施済みだったので、あとから参加したという形。
ただ、タイモブスタッフは当時インドにいたので、ひとまず、学生だけで進める必要があり、他のお祭り部員は中高生だったので、自分がお祭り部を率いることになった。
9月19日、お祭り部ミーティング。自己紹介とトラフェスのブレスト。各種確認事項とそれぞれの理想のトラフェスを共有した。当時必要だったのは必要な工数の洗い出し、トラフェス参加者の増加、お祭り部の体制強化。
9月末までに進めたこと。
・お祭り部の増加。しえな、みらの、なみを勧誘した。
・役割分担。司会、音響、美術、企画立案、当日参加者サポートをアサインした。
・お祭り部のコミットメントの強化。定期的にミーティングを行い、お祭り部員の結束を高めた。

10月10日までの活動

各役割ごとに進行。お祭り部の約3分の2が中高生であり、中間テストと被る時期だったので,各役割の準備が停滞しないように動いた。「最高なトラフェス」のための必要事項が分からなかったので、「足りないよりはいい」という感覚で、常に動き続けた。

・全役割の進捗の把握とサポート
・当日プログラムの策定
・タイモブ側とのすり合わせ
・オープンチャットの作成
・会場の下見
・参加者図鑑の作成
・キーノートスピーカーの情報のインプット

10月21日(東京前日)までの活動

オフィスに行く回数も増え、タイモブスタッフとの連携も密に。外への働きかけも増え、当日に向けて一気に進んだ。

・共同作品の決定
・参加者の増加
・当日ロジの策定
・金さんとの事前打ち合わせ
・スライドショーコンテンツの作成
・当日案内の発信
・名札の作成

このうち、上4つはタイモブスタッフと連携しつつも、タイモブ側がほぼ担う。下3つはお祭り部で進めたが、実際にデザイン等したのは自分以外のメンバー。

トラフェス当日の活動

当日、会場には東京80人、大阪50人が集まり、参加者同士の出会いがあり、新しいチャレンジの後押しができた。
東京・大阪ともに菊さんが陣頭指揮を執った。自分は全体を見る役割を担ったが、実際自分がいなくても回った。完全に"スタッフの一人"となった。

トラフェス期間を振り返って

トラフェス自体は大成功。たくさんの化学反応が生まれた。
一方、自分に関しては、課題しかない。振り返ると成果残ったものの中で、自分じゃないと果たせなかったことはなかった。
会場やキーノートスピーカーの手配、当日ロジの策定、当日の指揮など、大事なところは全部タイモブが決めた。
自分はしらみつぶしに動き回っただけで、最終的にタイモブ側とのすり合わせで、無くなったものがほとんどだった。(共同作品や司会など)
参加者図鑑やスラックもほとんど機能しなかった。
普段のミーティングももっと生産性の高いものにできたはず。
自分が3日かけたこともタイモブは1日もかけずにできるものばかりだった。
自分が果たした役割を強いて言うとすると、無意味でも行動し続けることで、お祭り部やタイモブの刺激にはなったと思う。

そうなった要因

・最初のキックオフミーティングに参加しなかったことが、タイモブ側とのズレを生むきっかけになった。もっとタイモブ側との連携を深めるべきだった。
・自分の行動もミーティングも5W1Hの意識が低かった。
・自分の中のトラフェスのコンセプトやそこに込める自分の想いが弱い。中途半端。タイモブ側に合わせるか、自分のイメージで進めるのか、はっきりさせるべきだった。そこをタイモブともちゃんと確認するべきだった。
誰が何をどこまで決められるのかの権限の範囲が曖昧だった。

改善案

お祭り部の体制について

・お祭り部として何を決めるのか、タスクと権限を明確化する

自分のこと

・こういう運営を担う時は、なるべくキックオフから参加する。参加できなかった場合は、ちゃんとキャッチアップする。極力、文字ではなく、face to faceで。
・タイモブとの定期的なすり合わせ。本隊があるのであれば、情報共有を徹底する。しているつもりではなく、ちゃんと時間を取る。曖昧な部分はちゃんと確認する。
・動けばいいわけでは無い。今後は質も大事にする。自分が果たすべき役割を明確にし、周知を徹底する。

自分の悪い癖で、他人の見えないところで、ガムシャラに動いてしまう。もっと行動の意味,意義、本質を考える。
今回はいつもより人を頼ったつもりだったが、周りからするとそうは感じなかったらしい。また、せっかくお祭り部に入ってくれたのに、やりがいを感じきれないまま終わってしまった子もいる。全員の良さを活かしきれなかった。

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