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2022-2023 #FE名古屋 シーズンレビュー Vol.2 チーム・クラブ編

今日は後半戦中心にチーム・クラブ全体のレビューを。

シーズン成績:22勝38敗(西地区6位)

シーズン前半:18勝12敗
シーズン後半:4勝26敗

ホーム:8勝22敗
アウェイ:14勝16敗

最大連勝数:5 (2回、第1節~第3節Game1、第15節~17節)
最大連敗数:9 (2回、第18節~第22節、第26節~第31節)

1試合平均得点:73.5 (リーグ最下位)
1試合平均失点:78.1 (リーグ11位)

フィールドゴール%:41.9% (リーグ最下位)
3Pフィールドゴール%:30.9% (リーグ最下位)
アシスト・ターンオーバー比率:1.4 (リーグ22位)

スティール数:7.7 (リーグ2位)
ファウル数:16.8 (リーグ5位 ※少ない)

シーズン後半レビュー

シーズン前半レビューはこちら。

Game31~40 違いを「理解らせ」られるの巻

  • Away宇都宮→Home千葉J→Home秋田→Home横浜BCと8連敗

    1. 恐らく慢性的であろう膝の痛みでランダルを欠いていたのが主要因も、同様に外国籍選手とか帰化アジア枠が活用しきれていなかった宇都宮秋田横浜にも連敗した辺りがこのチームの実力の地金と「理解らせ」られた時期

  • ホーム6連戦は合計で11746人の観客が観戦していたが、見事な「引き立て役B」ぶりであった。ルール分ってるはずのどっかの偉いおじさんに煽られる始末

  • バイウィーク明けはランダルもようやく復帰し、連敗は9でストップ。えべっさんが優しかった

Game41~50 目標が遠くなったとしても

  • 9連敗で目標であったチャンピオンシップへの出場はかなり厳しくなった時期

  • モチベーションのもって生き方が難しいのは仕方ないしどこかしこ痛いだろう疲れているだろうというのも分かってはいるが、全体的に「散漫」としか言えないような負け方が続く

  • 結果的に残留争いに敗れていった新潟滋賀と試合をして1勝4敗という結果を考えると、前半の貯金がなかったらどうなっていたことか。結局この時期も僅か1勝にとどまり、連敗は9まで伸びた

Game51~60 希望と課題と

  • 目標は達成できず、降格も現実的ではない状況(実際、4/12には残留が確定)

  • あとは来季に向けて何を残していくか、という意味では、怪我人が多いとはいえチャンピオンシップ出場を果たしたA東京、名古屋D相手に1つずつ勝利したのは価値があった

  • 特に名古屋ダービー2戦目における4Qのグレートカムバックは素晴らしいものだった

シーズン総括

プレー面・チームとして

  • まず、昇格チームとして22勝、残留争いに巻き込まれることなくシーズンを終えたのは十分に合格点。B1昇格に貢献した選手の多くを残し、戦術的な成熟度を高めて臨むという戦略自体は一定の成功を収めた

    1. スクーティの怪我がなければ…と言いたいところだが、どのチームも多かれ少なかれ怪我人を抱えつつやりくりしていることを思えば、やはりそもそものところチャンピオンシップ出場クラスのチームとはまだかなりの差がある

    2. ひとつひとつのプレーの強度と、その強度を60試合2400分間でやりきるだけの肉体的精神的持久力というところで顕著な差を感じた。選手の個の力の差でもあるし、少し足りない選手も上手く組み込みながら使っていくというチームの考え方の差、もともとの選手のポテンシャル自体を準備するクラブの差でもある

    3. 同一方向性のチーム作りをする千葉Jがあれだけのプレーが出来たことは目指す方向に大きな狂いがないことも示唆しているのではないか。一方で個の力、特にフィジカルという部分を疎かにできないことを琉球が示したように思う

  • プレー面では、とにかく攻撃に苦労したシーズンとなった。一方で残留争いにも巻き込まれずに済んだのは、B2時代から練ってきた守備の賜物なのは間違いない

    1. 得点、シュート成功率関連の数値は軒並み最下位。数字だけ見ていると残留したのが不思議とすら言える。「困ったらスクーティ」という手段が消え、その後に確たる手段が編み出せなかったのが後半の苦境の最大の要因。攻撃が上手くいかなければ守備の戻りも難しくなり失点は増える

    2. ペースを大きく上げていないという側面があるとはいえ、平均失点は78.1で11番目に少ない、つまりリーグの平均より良い成績。また、1試合平均ファウル数16.8はリーグで5番目に少なく、極力クリーンに守りながら失点を減らしていくというアプローチ自体は今季も健在だった。ただし、体格差からくる3P被弾や被オフェンスリバウンドは多く、課題を感じさせる結果ともなっている

    3. ルークJJの残留が決まり継続路線であることを踏まえ、どのあたりに手を打つのかを楽しみにしたい

観戦面・クラブとして

  • 昔偉い中の人だったおじさんに千葉J戦や横浜BC戦で2000人ちょっとだったことを「3000人入れれないじゃねえか」と因縁つけられた件

    1. ホームアリーナの確保のタイミングを考慮すると「昇格できるかが未確定だった昨季の確保の時期では、そもそも特別に大きい会場を準備する」こと自体が不可能だったはずなので、事情をある程度分かってるはずの大人がああいうことするのは悪意を感じると思った記憶

    2. 今季早いうちに残留を決められたことで、箱の部分では早いうちに手が打てたはずなので、来季はガチの集客チャレンジ。それにしても、24試合を枇杷島、6試合を別の超大きい会場で、と言った場合、平均3000人=延べ90000人の観客を入れようってのはまあまあきつい(※校正のついでに書き直しました)

    3. 自分一人だと最大で30人分にしかならない(そして絶対にそんなに行けない)ので、周りも巻き込みつつ、なんとか達成に協力できたらいいなと思っている

  • 来季以降は声出し応援が前提になると考える。また演出チームもかなり変わるようなので、会場の雰囲気は少し違ったものになるだろう

    1. Twitter上などで見ていても、そして実際に会場で声を出していても、声とか騒ぐのが迷惑と感じる人がいそうなのは間違いない。実際に自分も最終戦の時は目の前の客が割と煩そうに顔をしかめていた。隣のお客さんは「とてもいい応援で楽しかった」と言ってくださったので良し悪しなんだろうけど

    2. 静かに見たい方にも気分よく試合を見てほしいので何とかならないものか、という意味で、チームには来季の席割において声出し応援・スタンディングがOKな席、エリアの設置をお願いしたい

  • クラブ・チームの目標
    「チャンピオンシップ出場・入場者平均3000人達成」
    に向けて、微力ながら協力してゆきますよ

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