1番傍で支えてくれる人。

恐怖。

私は中学3年生の時、初めて本当の恐怖を感じたと思います。当時付き合っていた彼(今となっては向こうは本気でなかったと思いますが…)に無理やり迫られたことがあり、それがとてもトラウマになっています。知人だったとしても、同年代くらいの男性(心も体も男の方)に対峙するとその人のことを思い出してしまい、息が苦しくなってしまうのです。

トラウマ体験から数か月で男性を無差別で怖がる状況からは立ち直り(それでもまだ知人男性は怖がらなくなった程度)、私の相談にいつものってくれていたある人とお付き合いすることになりました。(以後Nさんとします)Nさんはとても私を大切にしてくれて、だんだんと私の恐怖心は薄れていきました。

救い。

Nさんと付き合って数ヶ月経った頃、彼の家で過ごしていると、TwitterのDMに通知が来ました。あの人でした。彼にバレないように、恐る恐る内容を確認すると、そこにはその人からまた迫るような内容が書かれていました。私は今はNさんとお付き合いしていることを話すと、それも承知の上でのことでした。私は混乱しました。それでもできない旨を伝えるとその人は脅しをかけてきました。怖くなった私は、負い目を感じながらもNさんに事の顛末をすべて伝え、その人からのDMを見せました。すると、NさんはそのDMでNさんの名前を出し、二度と関わるなと相手に言ってくれたのです。その時私は、ああ、この人を信用して良かったのだと心から思いました。

時が経っても変わらなかったもの。

その後Nさんと別れましたが、その後にまた付き合い、別れ…を繰り返しました(私の精神状態が悪かったりと悪い時期が続いたため)。沢山Nさんの悪いところも見ましたし、私の悪いところも見られました。それでもなお私はNさんと一緒に居たいと思いました。Nさんもそう思ってくれていたようで、今もNさんとお付き合いしています。どんなにNさんの嫌なところが見えても、あの時の私を救ってくれたことを思えば、なんでもないと思えるのです。今ではお互いに嫌なところを言い合っていますが、私もNさんもお互いのために直す努力をしたりしています。

私はNさんといることで、自分の精神状態を認識できるようになりましたし、Nさんから意見をもらって自分の意志で色々とできるようになりました。今となっては、Nさんは私の一部なのです。

一筋の光。

今回は私のトラウマ体験やそれから得られたものを書かせて頂きました。まだまだ経験の浅い私にとって、とても大事なものです。これからもNさんや私の周りの人、このnoteを閲覧してくださる方々に助けられながら生きていくとは思いますが、少しずつでも私の力になれることができればいいなと思います。これからも宜しくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?