また優秀な若手が会社を去る
今日もまた悲しい知らせを聞くことになった。
優秀でモチベーションも高かった若手が会社を辞め、そして転職をするというのだ。
当然と言ってはなんだが、優秀だからこそ、モチベーションが高かったからこそ転職という道を選んだのだ。
この会社にいても自分のためにならないと判断し、そして彼の能力を高く評価してくれる他の会社を選んだのだ。
こう書くと彼はクールドライな人間のように感じるかもしれないが、それは大きな間違いである。
彼は1年半やるだけのことはやり切って、もう他に選択肢がないところまでがんばった果ての決断だったのだ。
組織を改善しよう!少しでもよくしよう!
と仕事をがんばり、本来は管理職がするような他部署とのやり取りも、管理職にいくらお願いしてもやってもらえないために、自分でこなし、
仕事のロードマップも直近の目標さえも出してもらえないから、自分で提案しても聞くだけで何も変わらないし、認めもされない。
ほんと、どうすればいいのだろう?
困り果て、信頼できる他部署のお偉いさんに相談して、その人経由で役員に窮状を色眼鏡なく伝えてもらっても、、、、
変わることはなく、、、、
そして、変わり者扱い、異端児扱いされ、、、、
居場所をなくし、、、、
そしてやむを得なく会社を去ることになったのだ。
彼は優秀だ。
会社にとって大きな損失だ。
まともな会社なら、会社を牽引する人間に育っただろう。
自分の意思があり、自分で考えて行動ができる人間。
そんな人間を異端児扱いして追い出す会社。
もはや未来は暗いとしか言いようがない。
彼の離職のインパクトは会社の上層部にとっては
数字のマイナス1でしかないが、
同じ現場で働く社員たちにとってはビッグインパクトだ。
たぶん続く離職者が出るだろう。
いわゆる会社側の人間、会社を運営する側の人間と言っても、自分の会社ではないから、なんとかしよう、よくしようなどと口では言っても、本気ではない。
なんでも言ってきてね!と
いいこと言って、正直に言った日には、
後でとんでもないことが起きる。
それが、The 白いブラック企業なのだ、、、、
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