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#13 腐れ人事課長

レア度  ★
他人事感 ★★★★★
思考力  ★
技:言われたとおりにする、とりあえず話を聞く、結論ありきで導く、口を滑らす

解説
腐れ人事課長は人(社員)のことなどどうでもいいし、社内の人材を効果的に活用して会社組織を活性化させようと思っていない。正確に言えば口で言っていても、その本質を理解していないのである。人のパーソナリティとかスキルとか考えず一人は数字の「1」なのである。どこかの部署で「-1」となれば、「+1」すれば±0というくらいしか思っていないし、「+1」すれば結果も増えるとしか思っていないので、たくさん採用すればそれだけで会社の業績が上がると思っている残念な生き物である。人事というものは極めて重要なことなのでるが、腐った組織の人事部というのは「仕事ができない人」が行く部署と言われることが多い残念な部署の残念な人の集まりになっていることが多い。そんなんだから課長とはいえ基本は「言われたとおりにする」を毎日毎日するだけである。それで高い給料をもらえるのだから、腐れにとってこれほどの天国はないのである。
そんな「言われたとおりにする」しか能のない腐れ人事課長だが、稀にイベントが発生する。まぁ社員の問題、たとえば人間関係の悪化などで人を動かさなければならない場合である。たとえ腐った組織であっても体裁を整えなければならないため、それなりの面談をする必要がある。基本、腐れ人事課長は上からの命令に従って「言われたとおりにする」のだが、こうしたイベントのときも無能さを際立たせる行動をとる。面談ではマニュアル鵜呑みの「とりあえず話を聞く」姿勢である。これはしっかりとわかった上でやっているならよいが「結論ありきで導く」ためのポーズでしかなく、そんな気持ちで行われる面談であるから受ける側にも形式的なものだとわかってしまうのである。しかも「口を滑らす」ので、どんな結論に導きたいのかもバレバレなのである。

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