組織を腐敗させないためには「①煩雑な雑務の簡略化や自動化」
組織が腐敗してくると仕事量が増加したり、それによって残業時間が増加したりと、社員の心的ストレスや身体的疲労の蓄積によって業務効率はさらに低下するということが起こりますね。そしてさらに一人あたりの仕事量や残業時間がより一層増えてしまい、その負のスパイラルによって組織の腐敗がどんどん加速してしまいます。
仕事量、とくに煩雑な手続きを伴う雑務は簡略化や自動化をすることで社員の負担はかなり減らすことができます。心身ともに疲弊している状態では組織を改善しようという気すら起きないでしょうから、煩雑な雑務の簡略化や自動化は組織の腐敗抑止にかなり効果があると言えますね。
しかし!
すべての業務を自動化しようなんて考えるのはとんでもなくナンセンスです。
そんなすべての業務を自動化できちゃう会社ってなんなん?
そんなん、いらん会社やん!
って常識のある人ならば当たり前と思うはずなんですが、白いブラック企業はそんな無謀なことにチャレンジをしてしまうすごい会社なんです。
きっと白いブラック企業の多くの人たちは根本的に働きたくないのでしょうね。
頭を使わないというか頭が根本的に悪いのか、何が自動化でき、そして何を自動化すべきか?どのような仕事を人間(社員)がするべきかをまるでわかっていないんです。というか考えようとしていないのです。
かなりやばいがそれが真実という残念さ。
「うちは大丈夫」と思っていませんか?
結構な会社、大企業ほどアウトだと思いますよ!
ちょっと違った観点で考えてみましょう。
腐った組織ではかなりの仕事が自動化できてしまえる状況にあると思います。
その危険さを管理層は少しは理解すべきかもしれませんね。
見かけ上はイッパシの社員風を出していても、性根の部分が「働きたくない!頭を使いたくない!」という労働意欲がやばい社員は、どうでもいい仕事を延々としている傾向がありますね。
仕事をしている風を出すための「仕事モドキ」が増え、その「仕事モドキ」がさらにどうでもいい「仕事モドキ」を生む腐った構造があるんですね。そもそも「仕事モドキ」であって有効な仕事ではないのですから、自動化すべきかどうかの判断をまともな人間がすれば、その時点で「それいらない!」ってなりますが、そんな無駄で無効な仕事モドキも自動化する始末なのです。まぁしたところで無駄だから自動化システムを使うだけ勿体無いというだけなんですけどね。
自動化の前提の時点で廃止しべき業務なんですけど、、、、誰もそんなことしないんです。
なぜか?
それは今ままでやっていたことを否定されたくないからです。
無駄って認めると自分を否定することになるので、無駄だと認めたくないんですね。なんやかんやと理由をつけて「無駄認定」を回避してきます。
ハッキリ言って無駄なんですけど、、、、
業務の効率化、自動化を機にどの業務に価値があってどの業務が無駄であったかを覚悟を決めて仕分けできたらかなりの改善になることでしょう。
過去を責めても何も変わらないのですから、
「過去は過去」
反省はすることは大事ですけど誰かを責めても何も解決しません。
返って責任逃れのために隠そうとされたり、正当化しようとされて無駄な時間と労力になることでしょう。
ですから責任追及よりも未来に向けた改善をすべきなのです。
まぁ、ここまで放っておいた白いブラック企業精神ではかなりの難題ではありますがね、、、、
まとめると
無駄な(そもそも無効な)仕事を排除
煩雑な雑務(有効な仕事)を自動化
これをちゃんとすると今の仕事の70%OFF(バーゲンかい!)になるんじゃないかと期待しています。
ゾンビのような無駄な仕事があるがために、さらなる無駄なゾンビ仕事を爆誕させていることに気づくことが腐った組織の回復の第一歩なんですが、そもそもそれができないから組織が腐っているとも言えるので、かなり難しいかもしれませんね。
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