海事代理士試験受けてみた


海事代理士試験受けてみました。

ツイッタで
[海事代理士試験の願書期日ですよ]
というツイートがたまたま目に入り

なぬ!それなら急いで願書出さなきゃ!
となったのである←受けるつもりサラサラなかった人

そして3週間、市販のコレ


これしか多分市販の問題集はないと思う。

これで勉強しました。

とにかく解く。
5周くらい解いてから
国交省のホームページにある過去問を解いてみました。

平成28年~令和4年までの過去問が掲載されていまして、
令和元年~令和4年を2回解いて
平成のは1回しか解けませんでした。

合格点に突破したのは2年分くらいで
あとはボロっカスだったけども、
間違えた問題は何度も解き、
二度と間違えるものか!ヽ(`Д´)ノと勉強していました。

ていうか、20科目もあるんだじぇ!?
多すぎるて。

憲法民法はなんとかなるべさ〜と思っていたけど
4年ぶりの憲法民法は全く覚えていませんでした。

あと18科目も初めましての法律。

これは、、、燃える、、、、、!

そんなこんなで3週間頑張り試験当日に。


試験当日

うん、この試験の制度、スキッ!って思った。

確か、確か、確か
試験開始後30分くらいして解き終わったら退室して良かったんですよね、確か(どんだけあやふや)

で、控え室に移動して、
次の試験開始まで勉強してOK。
飲食もOK。

私は光の速さで毎回解き終わり、
すぐさま控え室に移動して次の科目の勉強をしていました。
おにぎりをかじりながら←満腹じゃないと集中力が続かない人

手応えは正直無かったです。

市販の問題集そのまま出た科目もあるし
問題集に全く記載のなかった科目もありました。

解きながら
「知らない、、、」
「これも知らない、、、」
と焦った科目も多かった記憶があります。

焦りすぎて控え室に先にいた方に
「意味わかんない問題多くなかったですか!?」
と声をかけてしまいました。

彼は「はぁ、、、」
といった感じで迷惑そうにしていました。
ごめんなさい。

この試験の良いところもう1つ。
試験後に解答がもらえます。めずらすぃ。

帰りの地下鉄で丸つけをしてみましたが
思ったよりも合っている。
あれれ、合っている。
いけるんでないか。

この後帰宅すると、
ペットのハムスターが亡くなっていてハチャメチャに泣いて
泣いていたら兄から
「インフルになった。祖母の食べるものがない」
とヘルプをもらって兄と祖母の家に行ったりで
目まぐるしい1日でした。

帰ってきて落ち着いて夜中に改めて採点してみると


こんな感じでした。

6割の144点が合格点でしたが、この試験は相対評価なため全体の平均点が高かったらしく
結果的に146点が合格点だったのかな。(曖昧)

まぁまぁ全体的に良い点数がとれていました。

全くわからない問題ばかりな科目がありましたが
市販の問題集で基礎は出来ていたので
「まぁ、こうだろうな」
みたいな解答が結構合っていたと思います。

ちなみに海事代理士試験は択一ではなく
選択式と記述です(キチィ〜)

合格したことにより
すぐさま口述試験の対策をしたほうが良かったのかもしれませんが、やる気がでなくてやりませんでした。

10月30日(誕生日いえい)の合格発表で
無事に自分の番号を確認しました。


さぁ、口述試験の対策でもしますか。

市販の問題集の口述問題を初めて開く。

1問目。



いや長。長いて。

1問目から 終わった と思いました。

とりあえずこの市販の問題集を5周
そして国交省のホームページに掲載されている
平成28年~令和4年の過去問を8周はしました。

皆さん海事六法なるものを購入されているみたいですが
口述試験は4科目のみなので条文を印刷すればOKな気がします。
(海事六法販売元さん、ごめんなさい)

そして私は口述試験1週間前がとにかくつらかった!!!

試験勉強で1番つらかった。

なぜかと言うと、
覚えきった問題を何度も口にするつらさ!

本当につらい。
飽きるのよ。

でも毎日やらないと忘れそうで怖いから
4科目毎日ブツブツ口に出してましたが
毎日毎日同じことを口に出すのってつらい。

私は紙ベースで自分で問題を読み、
答えられるようになったら
読み込みアプリ(700円課金)に問題を打ち込み
読み上げてもらって答えていました。

もう本当につらくて
(多分この口述を繰り返す苦しみはやってみないと伝わらない)
試験日3日前、完全に病み、
謎の頭痛に苦しんで、もう地獄でした。
(口述試験終了後、スっと頭痛が消えた)

3日前は問題を見るのも苦痛で
ほぼ勉強していませんでした。

(スイカゲーム1日中やってましたいえーい!)

まあ脳みそには入っているから緊張しなければいけるだろうと思っていました。

もちろん通信講座は受けていませんし
模試も受けていませんし
試験前日におこなわれる海事代理士会の口述試験練習も受けていません。

もう、嫌なんだ!
海事代理士試験!!!←


そして試験当日。

北海道から遥々、霞ヶ関へ行ってまいりました。
日帰りだぜ!


霞ヶ関に着いて、
わたしみたいな社会不適合者が国交省本省の門を跨いでも良いのか、、、
入口で悩みました。(早く入れ)

中に入り、ドトールで腹ごしらえをしてから控え室に入りました。

控え室のあの作り、
やめたほうが良いですよ?←誰

謎にテーブルが円になっていて(会議室みたいな)
受験者がみんな顔を合わせるという謎システム。

皆さん海事六法を読んだり
イヤホンで何か聴きながらブツブツ言ったり
見たことのない問題集を持ってきていたり

正直あの瞬間が1番緊張しました。

私はコピー用紙に過去問を印刷したものを眺めていて
あれ!?わたしだけしょぼい!?
となって謎に焦りました。

ほんと、控え室が緊張MAXでした。

時間になり、
廊下へ出てくださいと呼ばれ
廊下に座って自分の順番を待ちます。

あ、4人1組での受験です。

受験方法はこんな感じ。


伝われ。

4人1組で教室に入場し、
3分間でローテーションします。

私は最初は船員法の席でした。

これ、ツイッタでも書いている人がいましたが
船員法、難しくて意味わからなくて泣きそうになりました。

どんな問題を出されたか覚えていないのですが
1問目から何言ってるのかわからず
めちゃくちゃ問題長いし聞いたことない問題だし

「あの、日本語でお願いします」
って言うところでした。(絶対言うな)

「わからないので次お願いします」
と伝え、次の問題にいくも、わからない。

ここでも、
「わからないので次お願いします」の出動です。

3問目に「海員とはなんですか」と聞かれ
何かを答えたのだけど
「それで良いですか?」と聞かれました。

海事代理士試験名物
「それで良いですか?」=「ちげえよ」です。

「それで良いですか?」と聞かれ
「良くないですか?」と聞きました(絶対やめれ)

そのまま次の問題へいき、
多分それなりに2問答え、
「最初の問題読んでください!」と伝え
読んでいただいている時に
チーンと鐘がなり、タイムアウトです。

次の科目の席に向かわなければいけません。

船員法、ツイッタでは「初見の問題だ!」
と皆さん書かれていましたが
私は10年前の過去問から解いていたのですが
あれは初見ではなく10年前の過去問から出されたのかも、と思いました。

答えてる途中で
「10年ぶりの問題、
ここでキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
と思いました。

あとの3科目は、多分全部完璧に答えられたと思います。

即答したので半分ほど時間を残し、
最初の船員法の問題が出題されている机に耳を向けて聞いていました。

他の受験者の回答を聞いていましたが

「あー!それだ!その回答だ!」
となりました。悔しい。
嫌になるくらい唱えていた解答じゃないか。
悔しい!!!


最初の船員法ではガチガチに緊張していましたが
2科目からは緊張とかなく、ド集中でした。
緊張している暇もないという感じ。

あと噂に聞いていた
【試験監督の声が小さすぎるし話すスピードが早すぎる問題】
というのは全くありませんでした。

皆さんハキハキ、そして程よいスピードで話してくださいました。

しかもなんかちゃんと人間味があって
挨拶した時もにこやかで
4人ともめちゃくちゃ好きになりました←

ということで、
20問中12問で合格となりますが、
まさか8問も落としているとは思わないので
多分大丈夫だと思います。多分。


口述試験後はどこも観光せず直帰しました。
(東京→札幌)

私は行政書士試験の記述で全ての知識を飛ばした前科があるので、
緊張して知識が飛んだらどうしようという心配だけをしていました。
が、そんなことありませんでした。

きちんと脳みそにある知識が
言葉になって出てきてくれました。


最後に。

私は石狩の海の目の前で生まれ育ちました。
船に乗る知り合いがいるので、海事代理士を今後生かせていけたら良いなぁと思います。(まだ受かってない人)

落ちてたらみんなで笑おうね。
でも本当に笑われたら凹むからやめようね(何)

では!以上、海事代理士試験受験の体験記でした!

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