見出し画像

手軽にウォーハンマーを塗る!④配色(カラースキーム)を考えるアイデアは?

こんにちは。あおいです。
今回は配色について簡単に書いてみたいと思います。

ウォーハンマーにおける配色とは何かと言うと、モデルの象徴的な色の組み合わせと考えて差し支えないと思います。

まずは下の公式イラストをご覧ください。

画像1

引用元: https://www.warhammer-community.com/2021/07/14/lets-look-at-how-far-the-mortal-realms-have-come-since-our-first-battles-in-the-realmgate-wars/

ストームキャストエターナルとクルールボゥイが戦っていますが、それぞれの色に注目してみましょう。
ストームキャストの配色は金青白(加えて差し色の赤)になっていて、クルールボゥイは緑赤茶といった具合になっています。
これこそが配色(カラースキーム)です。

ペイントする際に、箱絵などを見て公式の配色で塗ることも多いかと思いますが、それ以外のアレンジした配色で塗るとより独創的に仕上げることができます。
しかしながら完成されている公式のスキームから外して塗るのも勇気が要るもの。イメージ通りに仕上げるのは難しそうに思えるかもしれません。

そこで配色アレンジのヒントをいくつか提案してみたいと思います!

①ワンポイントアレンジ!

ノーマル

例えばこのような配色パターンが元からあったとしましょう。
このモデルを異なる配色で塗りたい場合に、まるっきり別の色に変えるのも手ですが、ワンポイントのアレンジで印象を大きく変えることもできます。

ワンポイント01

目を赤くして黒目を省くと狂暴そうな印象になります。

ワンポイント02

「歩兵なのでそんないい武器は持ってない」ということで手持ちの武器を金色からグレーに変更し、石器にダウングレードするとこれもまた違う印象になります。
この「素材変更系」のアレンジは簡単かつ印象の変化がマイルドで失敗しづらいのでオススメです。
例えば、銀色の金属があったらそこの影色を黒から青に変えるだけで魔力を帯びさせることができるのです。

ワンポイント03

これも素材変更に近いアレンジですが、ミニチュアをユニット(群れ)でプレイしたり飾ったりするなら、ユニットごとにテーマカラーを決めて小物(この場合は盾)の色を変えてみるのも面白いです。

②設定を作ってそこから連想してみる!

配色への納得具合を深める作戦です。
ある配色で塗りたい場合に、なぜその配色なのか設定を考えて説得力があるか考えたり、自身で納得いくかを考えたりするとよりイケてる配色を見出すヒントになると思います。
これはオリジナルで考えた設定でもいいし、実際の歴史から連想してもいいし、公式の書籍等に載っている背景ストーリーを参考にしてもいいのです。

例えば、「すごい素質のあるリザードマンはアルビノっぽい体色で生まれてくる」という設定が過去に存在します。
最近発売されたクロォク卿(リザードマンのボス)のお供スキンクをよく見てみると・・・

画像6

引用元: https://www.warhammer-community.com/2021/05/29/kragnos-takes-on-lord-kroak-in-the-battle-of-the-pre-orders/

たしかにアルビノのスキンク!体色が薄く、目が赤い!

このようなノリの設定を自分で考えて配色に反映すると説得力が増すような気がします。
霊体化してるなら足元は透けているかもしれないし、闇落ちしそうなら黒赤金の超最強カラーになるかもしれないです。

③配色パターンを学ぶ!

日本カラーデザイン研究所 や配色手帳等の書籍から配色パターンを学ぶのも一つの手です。
人は配色を見て無意識に色々な印象を受けます。どのような配色をするとどのような印象を与えることができるのか、それを学ぶことでイメージ通りの配色をすることができるかもしれません。

おまけ:塗料の色の選び方

配色が決まっても使う塗料が決まらない。
これ難しいですよね!!
私はドンピシャ瓶生で使える色を選ぶのは苦手です;;

シタデルに拘らないなら好きなメーカーのアクリルガッシュのセット(12色か24色)を買って調色しながら塗るのがオススメです。
調色に関しては彩度が落ちるから苦手という声も多いですが、色相環も参考にしながら使用顔料種数が多くなり過ぎないように少ない手数で混ぜると彩度を維持しやすいです。
よって使用顔料が記されているアクリルガッシュを買うのが望ましいです。
私が今やっている練習?として、絵具を使う度に使用顔料を見るようにしています。どの色がどの顔料の組み合わせで出来ているか理解が深まれば、より思い通りに調色できるようになると思うからです。

これ選び方じゃなくて混ぜ方やんけ!(オチなし)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?