3児ママが抱っこ紐遍歴を公開(エルゴ、ボバラップ、おんぶもっこ、キューズベリー、ポグネーステップワンエア、トンガ)

2012年秋生まれの長女、2017年夏生まれの次女、2020年冬生まれの三女の母です。子ども3人、これまで約8年の間に、いろいろな抱っこ紐を試してきました。たくさんあるけど、どれがいいの?を比較してみたいと思います。私の抱っこ紐使用遍歴です。いずれも私個人の感想と見解です。

2012年秋生まれの長女に用意したのはエルゴでした

当時は抱っこ紐といっても今ほどのバリエーションはありませんでした。エルゴかCombiかベビービョルンか。だいたいそんな感じだったのではないでしょうか。なかでも周りを見渡せばほとんどの人がエルゴユーザーという状況だったように思います。

そんな時世で私が選んだのもエルゴベビー。抱っこは暑いという認識はあったので、少しでも涼しいのが良い、とメッシュタイプのものを選びました。事実、エルゴは使いやすく、三女が赤ちゃんの現在でも現役で使っています。長女は超絶抱っこマンだったので、3歳くらいまで保育園の送り迎えもエルゴに入っていました。

こんな風にヘビーユーズしていたので、次女が生まれるころには余った紐を束ねる用のゴムがびろんびろんに伸びて使い物にならない状態になっていました。調べるとこのゴムは修理ができるということだったのですが、複数個所あるゴムすべて要修理だったので、その金額は新品を買えるほどでした。よって修理は却下。

2017年夏生まれ用の次女にボバラップ

2017年ころには2012年よりももっと選択肢が増えていました。気になったのは、コニー、Sun&Beach、新タイプのエルゴ。あたりです。

実際に新たに購入したのはボバラップです。長い布をぐるぐる体に巻き付けてその中に赤ちゃんを入れるもの。コニーはボバラップを簡易的にしたものですね。

ボバラップは暑い、巻くのが面倒、長いので扱いが大変。などデメリットとして言われることがありますが、私はボバラップ大好きです。

実際暑いし、長いから巻くのも大変だし、外出先で巻きなおすなどは地面に付いてしまうので嫌です。ですが、ほぼ毎日長女の保育園の送り迎えはもちろん、休日の外出にも使っていました。

次女は夏生まれで、外出しはじめる生後1か月ごろにはもう涼しくなってきていました。なので、暑い問題はその時点でクリアです。巻くのは大変といえば大変ですが、意外にエルゴを装着するのよりもちょっとだけ時間がかかるくらいです。慣れてしまえばそんなに大変とも思いません。器用不器用も関係ないと思います。外出先で巻き直したいと思うことはほぼありませんでした。産後骨盤矯正のマッサージで私が着替える必要があったときくらいです。巻き終わり部分がエルゴなどのように腰骨あたりではなくもっと上なので、トイレも抱っこのままでも比較的楽にいけちゃったりします。

ボバラップの密着感はとても心地よいです。首すわり前でも頭までしっかりホールドできるので安心感もあります。寒い時期は足も隠せるのも良いところです。何より密着していることの幸福感というか、一体感は幸せに感じます。

そんな大好きなボバラップですが、三女にはほとんど使っていません。生後間もなくコロナによる自粛生活に入ったこともありますが、冬生まれの三女は外に出るころには暑い季節がやってきてしまったので私がボバラップを巻く気になれなかったからです。

というわけで、夏生まれにはボバラップがおすすめです。むしろ冬・春生まれにはオススメしない・・・。次女もボバラップに足を収められないくらいになった7か月ごろ、ボバラップの使用を卒業しました。

肩こりの救世主となるか?おんぶもっこ

長女のときもありましたが次女5か月のころ、ものすごく肩が凝りました。今思えば長女のときも次女のときもホルモンバランスによるどうしようもないやつで、過ぎるのを待つしかなかったのですが、エルゴでもボバラップでも肩がつらく、どうにか楽におんぶ(家用のつもりでした)できるものはないかとたどり着いたのがおんぶもっこでした。包み込む安心感があり、寝たらそのまま布団として使える、というところで購入にいたったおんぶもっこ。

昭和感があります。結論から言うと、これはあんまり使いませんでした。次女は嫌だったのかおんぶもっこでのおんぶはすぐ泣いたこと、私が装着がヘタだったせいかいまいち安定感がなかったこと、長い紐が邪魔に感じてしまったことが理由です。

エルゴに代わるメイン抱っこ紐にしようと購入したキューズベリー

Twitterでキューズベリーなる抱っこ紐を知り、ボバラップを卒業したころから使いたいなーと思い購入しました。

これはオシャレです。ユーザーの気持ちがアガります。

肩ひもまで装着してからファスナーで閉まる部分に赤ちゃんを入れる仕様。

赤ちゃんを入れる部分が深く、後頭部まで閉まるのでかなり安定感があります。ただ、次女は外が見えにくいせいかご機嫌ナナメなことが多かったです。肩腰への負担はエルゴと大差ないように思いました。

キューズベリーの良くない点は、日よけフードが作り付けでなく別布になっていて、装着が非常にめんどくさいことが1つ。もう1つは、肩ひもを後ろでとめるバックルの位置が悪く、自分で留めたり外したりができないこと。これは完全なる設計ミスなのではないかと思ってしまいます。結局私はバックルを留めた状態で上からかぶって、その後腰のバックルを留める、という装着方法に落ち着きました。肩関節が柔らかい人なら大丈夫なのかな。

これらデメリットがありつつも、それなりに使いました。肩紐の長さ調節するのが面倒だったので、夫がエルゴ、私がキューズベリー、と使い分けていました。ところがキューズベリーが使えなくなるときがやってきました。冬です。赤ちゃんを入れるところ、そんなに広がらないので、冬用のコートを着せると入りません。そこからはまたエルゴ一択です。

冬生まれの三女ではこの夏、キューズベリーを使い倒しました。自分と赤ちゃんの間に1枚隔たりがある設計なので、直接密着するエルゴなどよりキューズベリーの方が暑さが軽減されます。また赤ちゃんの背中部分にあたるところに2つポケットがあるので、ここにケータイとカギだけ入れて保育園の送り迎えというのが手軽で良かったです。今はケータイがあればQRコード決済などできるので財布要らずですからね。

冬以外ならキューズベリー、とても良いです。新作も出ているようなので、そちらでは上記のデメリットも解消されているのかもしれません。

三女誕生時に購入したのはポグネーステップワンエア―

ボバラップがすごく良かったので、もっと楽にできるベビーラップがあれば欲しいなぁと思っていました。慣れればさほど大変ではないとは言え、やはり長いので面倒なものは面倒なのですよね。。

ベビーケターンかコニーを買おうと考えていました。調べていくなかで知ったのがポグネーステップワンエア。ベビーラップでありながらしっかりした腰ひもがついていて、長さ調節もできて夫とも共有可!というところでポグネーを買うことにしました。コニーもいいなと思っていたのですが、サイズが合わなかったときが悲惨、と考えました。

ポグネー、買わなきゃ良かったというほどではないけど、私にはそれほど良くありませんでした。

確かにボバラップよりは装着がラクではあるのですが、ねじれやすいので若干ストレスがあります。また、サイズ調節が可能とはいうものの、赤ちゃんを支える部分の生地ではなく、1番上にくるベルトのような部分の生地の調節が可能なだけなので、身長の低い人にとっては肩紐部分が長くなってしまって、密着感のある抱っこができません。

それ故に、15分ほど抱っこしていると中に入っている赤ちゃんの体が曲がって横から頭が飛び出してくるような事態になります。春先にちょっとその辺を散歩する、家の中で家事をするために抱っこする、など短時間の用途に使いました。

ヒップシートは良さそうだなぁと思っています。

番外編:トンガ

知人から譲り受けました。いまだに使い方がいまいちわかりません。腰据わり後の子のおしりを乗せる、という認識ではあるのですが、長女も次女もうまくおさまりませんでした。あるだけでまったく使えていません。

これから

三女ももう7か月になり、これから先使うのはキューズベリーとエルゴになると思います。これから冬になるのでキューズベリーが使えなくなって、結局長女のときに買った古いエルゴを使ってしまうのだろうなぁと思っています。

今でもコニーとSun&Beachは気になっていますが、結局「エルゴ最強」という結論です。


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