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スラム街に足を踏み入れ、何思う。part2

まず、今回訪問した場所なんですが、マニラのお隣ケソン市にあるパヤタスという場所です。

マニラのトンドにあったゴミ集積所、スモーキーマウンテンが閉鎖後に、パヤタスにゴミ集積所ができました。

最初に訪れたのは慰霊碑です。

慰霊碑?って思いますよね、パヤタスのゴミ山は2000年に崩落事故が起きています。降り続いた雨の影響で崩落し、麓で暮らす人々と家を飲み込んでしまいました。

その犠牲になった人々の慰霊碑なのですが、これだけ?というくらい刻まれた名前は少なかったです。(ちなみに、今パヤタスには2万程の人々が暮らしています)ゴミ山から運良く見つけ出されて、亡くなっているので運良くと言うのもあれですが。運良く身元が判明した方々。(身元不明者も多数いました)

それ以外の人々は、今もゴミ山の下に眠っています。

慰霊碑訪問は、このスタディツアーの入口だったんだけど、いちばんギュウっとなりました。

自分が生まれてきて、日々をようやく生き延びて、最期がこれかと、ゴミ山の下に埋まる人生だったのかと、弔われることもなく、今もゴミの下に、ゴミとともにあるのかと。

そんな人生望んでたワケないと思うんです。
悔しさ、やるせなさみたいなものを感じたんだと思います。
犠牲になった方々のご冥福を心からお祈りします。

詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
お世話になった団体ソルト・パヤタスのHPです。

http://www.saltpayatas.com/aboutorg/aboutpayatas

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