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「静かに信頼を寄せること」が相手の力になるのかもしれない

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最近、執着というか、こだわりのようなものから解放されて、かなり気持ちが楽になっています。

夏〜秋にうまく眠れなくなった時期があるのですが、執着から自由になったからなのか、今は7時間ぐらい眠れるようになりました!

何かに執着するのは、多分、不安だからなんです。

日々いろんなことが変化していって「ずっと続くことなんて何一つないんだ」って思うと悲しくなり、手放したくないものに執着してしまうようです。(こういうことが数年に一度起こります)


今回は、この不安定な状況から抜け出す「きっかけ」がありました。

森博嗣さんの本が好きでたまに読むのですが、つぶさにミルフィーユの最後に掲載されていた「ピロチくんとオレ」を読んだことで大きな気付きがあって。

そこには「根拠はないけど、あなたなら大丈夫」と静かに見守ってくれる人の存在について書かれていました。

直接「大丈夫」と言ってくれることはほとんどないけど、その人の言葉の端々からそれを感じることができて、いつも変わらず信じてくれる人の存在です。

わたしにも、ずっと昔から見守ってくれる人たちがいて、うまくいっている時も失敗続きの時も変わらずに信じてくれる人がいます。そのことに改めて気がついて、心の底から「あ〜きっと大丈夫なんだ」って思えました。

色んなことが変わっていくけれど、それでも大丈夫なんだと。

こんな風に、静かに信頼を寄せてくれている人に大きな力をもらえるんだって、はじめて実感した感じです。


わたしは、誰かを応援したいとき、つい言葉や行動にだしてしまいます。

それも不正解ではないんだと思うのですが、信頼している誰かを静かに見守り続けることは、相手にとってものすごく大きな力になるんじゃないかと思うんです。

信じていたり応援する気持ちって、直接的な言葉じゃなくてもきっと会話の端々に表れていて、それをしっかりと受け取れる間柄であれば、それはもう人生のパートナーなんだと思います。

家族としてなのか、友人としてか、ビジネス上でなのかはわかりませんが、何らかの形で一生付き合っていくことになる人なんだろうな〜と。


そういえば、数年連絡が途絶えていた人とここ最近よくやりとりしています。

会社員時代の同期で、私とはまったく思考回路が異なる人。

頭の回転がものすごく速くて、私とは全然違う視点で世の中を見ているので、会話していてすごく面白いんです。

ここ数年、連絡が途絶えていた理由はよくわかりません。

たしか、私が友人といる時に電話がきて、かけ直すね〜といいながらかけ直さなかったのが最後だったと。

やりとりがなかった2年間も、たまに思い出したりはしていました。この間に「元気?」と送っても返信がなかったので、今思うとそういう距離感の時期だったんだと思います。

最近、ふとしたことでまたやりとりが始まって、あ〜この人とは一生こんな風に付き合っていくんだろうなと感じていて。

私が数年前に病気をしたときも、静かに状況を見届けてくれた人です。


こういう人たちは、私に圧倒的に足りていない何かを埋めてくれる感覚があります。

きっと、相手にとって私もそういう存在なんだと感じていて、だから成り立つ関係なんだろうなって。

大袈裟かもしれないけど、そうやって補いあって生きていけばいいんだな〜って思うとすごく気持ちが軽くなるし、色んな執着やこだわりを手放せる気がしています。



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