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蓮沼執太&ユザーン【Good News Live in Kyoto】(2022/7/17 京都 METRO)

記憶も朧げだけど、今さら少しだけ書く、去年のライブの感想シリーズ。

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 真夏の夕方のMETROにて、初めて蓮沼ユザーンのライブを観る。20分ほど押してのスタートで、アンコール含めてたった70分しか無かったなんて嘘みたいなボリュームだった。途中で何度か小さいお子さんが「ねえ、まだ終わらないの?」とか「もう終わり?」って言ってるのが聞こえてきて、それに対して蓮沼さんが「もうちょっとで終わるよー」って返しているのが
微笑ましかったな。終わりを求められるライブ(笑)。
 ユザーンのライブを観るのは2014年のコヤソニ以来(ハナレグミとのコラボ)で、その時はインテックスの大きいステージだったからよく見えなかったのだけど、沢山のタブラを操る姿を間近で観るのは面白かった。写真ではとらえきれていないけど、合計14個あるらしい。
 セトリについては記憶がもう曖昧なのだけど、前半は[ONEMAN]、[RADIO S]、[テレポート]…他にもあと何曲か。前半から中盤にかけて面白かったのは、「京都にちなんで、太秦映画村と言えば…」ということで[大岡越前のテーマ]。そう来るか、と笑ってしまったけど、ユザーンのアルトホルンが響いて良い曲だったな。
 それから、「人間は普通、七拍子でタンバリンを叩きながらラップはしない」というMCから始まった[七曜日]。確かに、七拍子でリズム取りながらのラップはスリリングだったけど、凄くかっこいい!
 後半は、[Overtakes]や[Go Around]など新譜の曲も。[Go Around]がアルバムの中で一番好きで去年はよく聴いてたけど、METROで聴けたのが良かったな。他の曲も勿論だけど、この曲は特にMETROの雰囲気に凄く合ってた。そして、本編ラストは[川越ランデブー]だったのだけど、大岡越前よりもこっちの方が"京都にちなんで"の感じがある…。
 アンコールは[ギンビス]。この曲、ライブ映像を観て音源よりもアップテンポで良いなと思っていたけど、期待を裏切らず楽しかった。

 最初から最後まで楽しかったし、MCは勿論、終演後の物販でお話してくださった時も面白くて、よく笑った1日だった。また京都で観たいな。