ホリエ生命

あー、もう終わりだ。いや、きっとまだ終わらない。私の気が向いたときに、またやるのかもしれない。塹江あおいはいつ死んだ?顔バレした時か?1回目の活動休止の時か?あるいは、最初から、こうなるべく生まれた上面なのかもしれない。三月か二月くらいで、すっかり止まった配信画面。昔来てくれていた常連さんの名前を見ることもすっかりなくなって、そのひかぎりで来た人を3分くらい繋ぎ止めれればいい方。萎えてしまったんだ。厨二病の期間が終わっちまって、堂々と歌を歌うことも、好きなことを画面の前で叫ぶこともできなくなった。そこに何があった?配信を通じて得たしゃべりの技術は、学校のプレゼンのテストで学年一位を獲得するほどのものになっていた。これは間違いなくプラスのことだ。文法めちゃくちゃだ、、、でも、書きたい気持ちがごちゃごちゃなんだ。許してくれ、文豪のみんな。今日書くのは、むかし、塹江あおいの配信に毎回来てくれたリスナーさんの話だ。
忘れるはずもない、名前は「まこ姉」といった。本当に配信を始めたての頃、確か2、3回目の配信の時に初めて来てくれた。そこから、私の稚拙な声を好きと言ってくれて、ファンアートもたくさんくれて、本当に私の配信のやりがいのそのものみたいなリスナーさんだった。ある日を境に顔を見せなくなって、それ切り。配信予定も改まらないし、きっとログアウトしてしまったんだと思う。ふと考える。机に座って、ミラティブのアイコンを眺めながら、きっと二度と会えない彼女のことを。未練があるのだ。ありがとうを言えなかった。中途半端な、別れになっちまった。もう一度会えたなら、応援してくれてありがとう、ということと、図々しくも、また来てくれ!とお願いする。彼女は、私の配信人生の、間違いなく中心みたいなリスナーさんなのだ。思えば、初めてリスナーが200人超えた配信も、初めてゲームやった配信も、彼女が誰よりも先に私の配信ルームに入ってきてくれた。ああ、なつかしい。感傷に浸りながら、今日は筆をおこう。いつかの思い出を、噛み締めながら。

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