昼寝は積極的にとろう:「コーヒー」+「昼寝」=「フロー」の法則
午後は、昼食を食べても食べなくても、眠くなります。満腹でもないのに眠くなるのは、自分の気持ちが緩んでいるからだと思っていました。つまり精神論で考えていたんですね。でも、この本では、「眠くなるのは当たり前」、これが「昼寝をする最適なタイミング」だと教えてくれています。
人間の体には、リズムがあります。活動量をグラフで表すと、U字型の谷の部分があります。それが、眠くなる昼の時間帯です。昼に眠くなるのは、生理学的に当たり前なのです。
眠気は、起床後およそ7時間でやってくるといいます。私の起床時間は5時半ですから、12時半頃に眠気が襲ってくる計算です。ちょうど昼食を食べ終えた頃に当たります。
ただ、昼寝は長ければよいというものでもありません。これはよく論じられていますが、10分〜20分が良いとされています。大半の人は入眠までに7分かかるので、タイマーを25分にセットして昼寝に入るのが理想です。
また、昼寝後しっかりと覚醒し、頭を活性化するために、昼寝前のコーヒーもお勧めです。カフェインの効果が表れるには25分かかります。昼寝から目覚める頃に、カフェインが効き、すっきりした頭で午後の仕事に取りかかることができます。
昼寝は、午後の脳の活動能力を増大させます。昼寝は、エネルギーを補うためのものではなく、エネルギーを拡大するためのものなのです。積極的に昼寝をしましょう。
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