見出し画像

疑うことは正しいこと

「嘘をついてはいけない、信じることが美徳だ」と
道徳の時間に 習いましたよね。
私も、それが『正しい人間のあり方』だと思っていました。
でも、それが間違っていると言うんです。

古代の頃は、ずる賢いくらいが「知恵者」とされていたわけです。・・・
騙し騙され、といった物語はかつて山のようにありました。それが、明治維新後の文化や教育の西洋化によって、落語の世界などで垣間見えるような日本的狡猾さが払拭されていくようになった。人間はとにかく正直でなければならない、という姿勢が確立していた。さらに戦後、憲法第9条の設定によって、アメリカが推奨する、嘘もつかなければ信じることを美徳とする『正しい人間のあり方』が広まり 、狡さや疑念はますます悪徳的なにニュアンスを含むようになっていったように思います。狡さや疑念には知恵が必要ですから、私にしてみればこの『正しい人のあり方』もある種の知性の抑制に思われます。

「不思議の国ニッポン」より引用

つまり、憲法によって「疑うことは悪いことだ」と洗脳されたみたいですね。
日本人は、腑抜けにさせられてしまったのかもしれませんね。


何事も鵜呑みにせず、「本当かな?」と、疑ってかかる気持ちを取り戻さなくてはなりません。
考えることが大切なのだと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?