1人になる時間と空間を確保する
内田也哉子さんが、中野信子さんに相談している、この文章に共感を覚えました。
私の思いを代弁してくれている文章だと感心すると同時に、自分の考えは間違っていないんだと安堵しました。
私の場合は、週末の午後に夫とリビングで過ごすことにストレスを感じてしまうのです。
というのは、週末は自分を見つめる時間にしたいからです。
ですが、夫はテレビの音をBGMにして、ソファで寝そべりながら論文を読んだり、趣味の読書をしたりして過ごしています。
つまり、夫はナガラ族。
一方、私は集中族。
タイプが違うのです。
私は、その同じリビングのテーブルで、パソコンを開いて仕事をしたり、読書したりするのですが、BGMがうるさくて集中できません。
また、音声入力をしたいのに、夫がいれば、それすらできません。
だったら、2階の自室に籠れば良いではないかと思うのですが、夫に遠慮があって、できなかったのです。
夫婦は、言葉を交わさなくても、同じ空気を吸っていればよいのだと、何かに書いてあったと記憶しているからです。
でも、夫だって1人になりたいかもしれないですよね。
そして、断ってから自室に篭れば、別に相手の感情を害することにはならないのではないかと気づいたのです。
昨日、そう思った私は「2階で勉強してくるね」と言って、自室にこもりました。
夫は、「うん」と、いつもと変わらない態度。
つまり、気にしていたのは自分だけだったんですね。
いつも、一緒にいなくてもいいのです。
私には、1人になる時間と1人になる空間が適度に必要です。
定年後は、毎日が週末状態になります。
今のうちに、自分のペースを作る練習をしておこうと思います。
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