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HCUでの早期リハビリテーションについてーICU-AWの予防的戦略ー

人工呼吸器の装着、敗血症、多臓器不全によってICU-AW(筋力低下)は進行します。一般病棟での寝たきり患者とは異なる機序で筋力低下は進行していきます。筋力低下が進行すると、後遺症として身体の倦怠感や異常を訴える方が多く、生命予後にも影響を及ぼすことから、その予防が重要であると考えます。今回はICU-AWの病態やその機序、治療戦略について網羅的に考察されています。

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    • 理学療法ガイドラインについて

      2021年8月に理学療法ガイドライン第2版が発刊されました。 昨今、「登録理学療法士」、「認定理学療法士」、「専門理学療法士」と理学療法士の質の向上について戦略的に仕組みが変わってきています。すなわち、これらの資格を更新していくには県士会を含めた部会に積極的に参加していくように促されているわけです。 さて、理学療法ガイドラインを見ていくとエビデンスレベルやグレードという記載がありますが、どのように解釈しているでしょうか。エビデンスレベルの高い、推奨グレードが高いものを臨床に取

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      • 転倒を科学する

        介護保険を受給する原因の第1位は(要介護・要支援)は運動器疾患によるものです。運動器疾患には「転倒」による骨折が多く、それに伴う医療費,介護費の増大は社会的な問題になっています。 転倒を予防するために”下肢筋力の向上”がよく謳われていますが、その効果は決して高くありません。それはなぜか?を考察してあります。 まず、地域で転倒する方と施設に入所するような方の転倒の原因は大きく異なります。まず、この双方の違いを把握しなければ有効な転倒対策は難しいと考えます。このテキストではこれら

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        • 呼吸リハビリ

          呼吸器疾患の患者さんに対するエビデンスおよび実践編の紹介です。 呼吸リハには高いエビデンスがあり、呼吸困難感を軽減させることができると報告されています。呼吸困難感のメカニズムを把握し評価することは有効な介入をするために必須だと考えます。本記事ではエビデンスの紹介から呼吸困難感のメカニズムおよび評価の視点、介入方法について解説されています。参考文献:「呼吸運動療法の理論と技術」「3学会合同呼吸療法士認定テキスト」「動画でわかる呼吸リハビリテーション」「呼吸理学療法標準手技」

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          認定理学療法士 合格 運動器

          認定理学療法士(運動器) 2021年に開催された認定理学療法士の試験勉強の資料を作成しました。過去に受験経験はなく1回の受験で合格できました。共通問題と専門領域は合わせると出題範囲も広いですが、過去の受験者の声を集めて要点を絞って解説しています。また、過去の受験者の声を頼りに予想問題やその周辺に関する問題も作成してあります(予想通りに出題された問題がありました)。共通・専門領域のどちらの資料もありますので、参考にしてください。

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