見出し画像

ひとりごと

あーもう10年前の話。

私が小学校四年生のときに大好きで大切な妹は、病気でお空に行きました。

"妹は頑張った"
"何か伝えるために生まれてきてくれたんだよ"
"おねいちゃんが妹の分まで生きるんだよ"

いろんな人に沢山かけられたことば。

ツライ時はいつも思い出します。

妹がきっと見ててくれるから頑張ろうって。
何度も頑張れた。

でも妹がいなくなってから、何に対しても関心が薄くなった気がしてます。

この本読んでもいつか忘れちゃうんか。

せっかく美味しいものに出会ったのに、、、

学校のグランドで必死に練習してる運動部を見て
いつかその頑張り意味なくなるのにって、素直に応援できなくなったり

一生懸命集めてたAKBのCDだって、
私がこの世からいなくなったら、これ捨てられるの?思ったら買わなくなった。

あれから10年。
意味のないことはできないって思ってた。
意味のあることは知らない方がいいと思ってた。

だけどある人が私を変えてくれました。

報われもしない努力を必死にする姿が好きです。

夢のために、食事制限できて、早寝早起きできるところも好きです。

私が落ち込んでると鼻をつまんできます。
え?って聞くと笑ったじゃん。
それがしあわせです。

将来の夢叶えてくるからバイバイ

そうやって去って行ったところも、、、
うん。好きです。

些細な事、忘れないように、日記を書き始めました。
私だけが覚えていれば良いんだって思った。
私だけが忘れなきゃ良いんだと思えた。
それでもしも相手も覚えてたら、ほんの少し嬉しいなって。

妹へ
私、ハタチになったよ。
妹に生きる意味を教えてもらった気がします。
頑張った日に食べるケーキが美味しいよ。
妹が生まれたのは8月1日。
そゆえば、毎月1日はケーキ食べてたね。
懐かしいね。ご褒美のケーキ、私が今度はいっぱいお届けするね。まっててね。またね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?