【不採算事業立て直し】

不採算事業とは赤字を出している事業、採算を得れない事業のことをいいます。

不採算事業をそのままにしておくのは危険です。
複数の事業をやっていれば他で赤字を補填出来ますが一つの事業であれば会社全体が大きく傾き倒産にまでいたります。

今回は売上を立てられていない事業をどのように立て直していくかを簡単にお話しできたらと思います。

まずは事業の存続と撤退をどうするか判断する必要があります。
創業期・事業の立ち上げ
成長期・顧客が増える
成熟期・事業停滞
衰退期・収益低下

今の事業がどこなのかによってもかなり変わってきます。
創業期から成長期にかけてはまだ出来る施策だったり、今後の事業発展で収益が見込める可能性があります。

①現状把握
今の事業の課題を明確化する必要があります。
数字は嘘をつきません。
売り上げが足りないのか、コストがかかり過ぎているのか、業界の動向、事業の強みと弱みを可視化する事が大事です。

②コストカット
人件費や仕入れ費、家賃など様々なコストがある中で人件費の見直しが重要になります。
給与を少し上げるだけでもかなりコストアップをしてしまいます。
コストカットする時は商品のクオリティを下げないサービスを下げない事を意識しましょう。

③売上向上
客数×客単価によって売り上げはつくれる。
今の事業は客数が少ないのかはたまた客単価が低いのかたた細かく分析する必要がある。
アイドルタイムにお客様を入れる施策を取る。客単価100円上げられるメニューを開発するなど施策を打つ必要がある。

不採算事業を背負う企業はかなりの悩みになるでしょう。
立て直しや撤退がありますが撤退が決してネガティブな事ではありません。
撤退をする意思決定も経営者の仕事の一つです。
現状把握して素早い意思決定をしましょう。

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