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中高年からの歯列矯正 その5

前回の出来上がりの予想図が残念なものだったため、解析会社へ再依頼を出してから1週間後に連絡があり、見に行ってきた。

勝手に思いついた素人案、マウスピース矯正では前歯のほうしか歯を動かせないというなら、先に奥をワイヤーで広げてから、マウスピースにしたら短期間にキレイに歯が並ぶのではないかと相談してみた。

うんうん、うーん。矯正の女医さんはとても分かりやすい、笑。
「それなら全部ワイヤーで良くない?」

まあそう言いますよね、苦笑。ワイヤーのほうが、途中の微調整が効くし、圧倒的に経験値が違うのだろうし。私は工期の長いワイヤーは避けたいから折衷案のつもりだったのだけどな。


そんなで、出来上がりの絵を見せてもらった。

動きとしてはやはり前歯の方しか動いていない。それでも前回より歯を削り、横から見た面も歯の角度が真っ直ぐ下に向いてきた。
上の前歯の右2つ目が最後にじわっと向きを変えて収まる動き。

なんとなくこんなに動く感じがしないと率直に話すと、やはりマウスピース矯正だと歯を回転させるのは特に難しいとのこと。歯によっては予定の通りに動かないことも当然あるし、こればかりはやってみないと分からない。
途中で思ったより動かないなと思ったら、何回でも型を取り直すから大丈夫よ、と。

ま、何事も計画通りに行かないだろうことは予測つく。ぶっちゃけ正面から見て上の前歯2本揃ってるだけで、自分的には満足だけど、他人は側面から見ることの方が多いわけだし、向きを揃えることは大事。

「この間のデータでは、先生怒ってましたよね?」
あまりの仕上がりの納得出来なさ加減に、半分呆れていた感じだった。

「今回はこれなら納得。側面もキレイ」先生のお墨付きを頂き、これでお願いしますと伝えた。

院長先生が途中から顔を出し「この承諾のボタン押したら、すぐアメリカで型作り始めちゃうけど、いい?」って。

いいですけど、その前に費用は…。聞けば、私が思っていた金額の半分、40万円代だった。それ以外に毎回診察等で5000円程度掛かる。

「楽しみー」と矯正の先生、笑顔。
私も楽しみ。上手く行くかは、私が如何にマジメに取り組むかに掛かっている。頑張ろって思った。

どのくらいでマウスピースが届くのか相変わらず全然読めないけれど、とりあえず連絡待ちとなった。

もはやお金の掛かる趣味感覚なので、焦りも今のところない。矯正が始まったら、欲や焦りも出てくるのかな。未知のことにワクワクしかない、笑。

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