【WACK】迷いの森の相談室~おじさんやチームメンバーとの関わり方
はい、どうもー。
あおはるです。
WACKの世界で遊んでいます。
今日はマシュマロで頂いたご質問に回答してみます。
↓
おじさんに可愛がられる部下の特徴を教えてください笑
これはね、超簡単。
話を聞いてくれる。
それだけですw
可愛がられるということは、その人のことを信頼しているんだと思います。
なぜ信頼しているかというと、自分のことをわかってくれていると思えるから。
なぜわかってくれていると思えるかというと、自分の考えを話したという体験があるから。
ポイントは、無理に話を合わせようとしないこと。
例えば、好きな音楽の話とか。
おじさんはおじさんの、若者は若者の、それぞれ時間軸の違う体験を有してますので、無理に合わせようとすると若者も疲れちゃうと思います。
でも反対意見は望まれないんです。めんどうですねw
おじさんも寂しいんだなって思って、「へえーそうなんだぁ」って聞き役に徹してあげてくださいw
↓
社風に合わない突拍子もない発言をする人に対してどう統制をとるか
さてさて、こちらは会社あるあるかもしれませんね。
よくあるケースとしては――
1. 目的(ゴール)がズレている
2. 失敗したくない
あたりかなーと思いまして、それぞれ何を意味しているかと言いますと
1. 目的(ゴール)がズレている
まず構造の話。
会議のイロハでもありますが、目的がきちんと提示されているかどうか。
例えば、サービスの改善会議をしたとして、ある人は売上を上げることをゴールにしていて、ある人はユーザー満足度を高めることをゴールにしていたとします。
売上を上げる人の意見に対して、ユーザー満足度を高めることをゴールにしている人は「お金儲けばかりじゃなくユーザーのことをもっと考えるべきだ」と否定的な意見になります。逆もしかり。
これはどっちが良い悪いということではなく、どっちを目的とした会議なのかがポイントです。
よく会議はファシリテートが大事と言われますが、会議が散漫になった時には、「この会議の目的は〇〇を決めることですよね?」と、方向性を戻してあげると良いと思います。
2. 失敗したくない
次に個人の話。
もしその方から、「できない」といった趣旨の発言が多く出るようでしたら、このタイプです。もしくは「できない」とは言えないので、なんとかやらないように仕向けようとするパターン。
その結果、反発した行動になったり、感情的な発言が多くなります。
この時の心理状態は、ベストセラーになった『嫌われる勇気』という本に書かれているのですが、要は目的に対して実行する自信がないという状態の表れです。
基本的には寄り添ってあげるのがよいですね。
社風の浸透は難しい
最後に「社風」というのはなかなか難しいものです。
マッキンゼーが提唱する7Sというフレームがあるのですが、組織を改善する時に考えるポイントとして、Style(経営スタイル・社風)を挙げていますが、おそらく今回のお話だとさらにShared Value(共通の価値観)に近いかと思います。
社会というのは多種多様な考え方をもった人の集合体ですので、生まれも育ちも違う人が肩を並べることになります。
例えば、組織として統制をするために「うちは体育会系なんだ」と提示することはできますが、浸透させるために大事なことは、「なぜうちは体育会系なのか?」を説いてあげることが大切です。
↓
価値観や考え方は違うが、ビジョンが同じであれば人は協力できる
さて、今回の総括ですが、コミュニケーションの考え方として、私は以下の三点を大切にしています。
・人は違うということを理解し、多様性を許容する
・その人の良いところを見つけ、リスペクトする
・ビジョン(どうありたいか)を合わせる
例えばワンピースで海賊王になりたいと思っているのはルフィだけです。
でもメンバーはルフィに従っているわけではなく、それぞれが自分の生きるビジョン(どうありたいか)があり、その過程において一緒に行動をしています。
行動に対して、制限や制約が発生すると人は窮屈に感じてしまいます。
行動を指摘するのではなく、考え方を合わせましょう。
そのためにも、相手の良いところを見つけ、リスペクト(尊重)することが大事。
そして、地道な話になりますが、その人にとってのビジョン(どうありたいか)を知り、もし協力してほしいのであれば、いま自分達の進もうとしている道がそれに近づけることを説いてあげることが大事。
というわけで、本日は以上です。
早いもので明日からは3月。
頑張っていきましょうー!
WACKで遊ぼう。
迷いの森の相談室へのお問い合わせはこちら(匿名歓迎)。
ビジネスコラム始めました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?